降って来るもの

写真と散文とぽえむ

言語帯の閃光のように

2019-09-05 14:35:18 | 詩18

          言語帯の閃光のように


発出のumiで弾ける団栗のように

苦渋の揺蕩いに紛れて浮上するabukuの数量のように

感情の通路に結露する想念の漲りのように

闇に同調して幾許の行方を指図する言霊のように

遣り繰りのcosmosに現出するオーロラのように


黒の裡なる黒点のように滲みだす一つの結節点

虚実と夢現の端境に膠のように、煮凝りのように

 その思惑を埋めようとする意思

乱取りの構図に立ち昇る稲光のように

目蓋に光跡を曳く飛翔体のように

無我の領域を雷光のように掠めてゆく言語帯の

 静かなる疾走の閃光よ


-九月、長月、September


僕の時刻は

焦熱の砂を継ぎ足して

再び、未来を胸に落とし始める・・

                R1090161

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夏秋の往来

2019-09-05 05:47:56 | 自然

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

09/05 05:50 木曜日の朝デス。

綺麗な茜雲が浮かぶ朝を撮ってUPして、七時半から正午過ぎまで”ドック入り”。手応えとしては、去年とあまり変わらずの夫々の検査で緊張を少し和らげて帰宅しましたが、詳しい結果は後日という事なので”安心”の押印はその時までお預けです。

やれやれとリビングで寛いでいましたが、外はまだ強烈な夏の光が。とても冷房をONにしなければ遣り過ごせない時間。

空には、黒い雲も湧いて、ちょうど夏と秋が同居のいざこざの最中のような・・。

 13:50の空

ほんの少し転寝をしたのか目覚めたら空は怪しい雲行きに・・。

二日前にもこんな具合に空が変化して、局地的豪雨が襲った!!で、14:30には外干しの(因みに管理は自営業たる私目の役)洗濯物を取り入れる。すると、ものの5分も経たないうちに”夕立”。

     

それはそれは、家の中から眺めていても少したじろぐ程の、ものすごい勢いの降雨。

夏秋の往来する端境の風景

同じような時刻に、県内、或いは近畿のあちらこちらでゲリラ豪雨の情報が。

季節の変わり目のドタバタでしょうか?昔からよく”夕立3日”と言いますから若しかしたら今日も・・?の05:30の空デス。

                   09/05 06:13 まんぼ

コメント (2)
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クリスタルの

2019-09-05 05:24:38 | 詩18

        crystalの


それぞれのinochiの有り様は

長短と深浅と鮮度と密度と濃淡の

あらゆる単位のetcを綯い交ぜにして

堆積し沈殿させ醗酵し

浄化し濾過し結集させて

そして、やがて

ようように

たった一滴のcrystalの滴になる


生きている間は

いつでも

己の全存在を賭して

そのひと滴を醸造中なのだ

             R1090560

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