汝
ときどき、自分の居所が分らなくなる
ときどき、自分が誰なのか解らなくなる
Homo sapiens
一筋縄ではいかない
それで
ご先祖たちは、生き残ってきた
そのDNAで
汝も君も貴方も僕も
束の間の、inochiを営む
数多の月日を重ねて
数多の感情を醗酵し
数多の苦楽を
血肉に沁み込ませてきたけれど
今になっても
己と汝の境界を掴めないのだ
自分と他人の境涯が定まらないのだ
打ち寄せる漣に
潮目が残らないのと同じように
それだから、今も
汝が我で、我が汝で
anataが汝で、汝がkimiで・・
想いの海で、溺れそうになる
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