降って来るもの

写真と散文とぽえむ

普遍の時へ~詩31・後書き~

2025-01-15 06:22:33 | 詩 31

      普遍の時へ~詩31・後書き~

 2024R67月吉日に一頁目の一行目を書き始めたこの詩集31が、昨日現在で143頁 46105単語を費やして予定の体裁に到達した。

 今日は奇しくも2025R71/15 一昔前なら暦に赤い◎の祝日”成人の日”だ。偶々だが、日記帳の一枚を捲るように、番号を付けた僕の詩集たちもとてもGoodのタイミングでその”詩ごよみ”の一頁が捲られる。

 今日を境に再び”生きて死ぬ”原則だけは変わらぬ普遍の時へと歩み始めるのだ。今日の決意が、惜別のUtaかも知れぬ普遍の未知の旅へと。

 明確に何かを残したいという程の固い決意でもなく、唯己の生きた証の証文の一枚を手に握り占めていたくて、僕は僕に委ねられた”書く”と言う手段と方法で新しい詩32を編んでゆこうとする。まるでそれが普遍の時を亙る唯一の”僕の櫂”のように。

 何時まで続けられるのか?それは僕にも?のままだけれど、こうして”詩31の後書き”を企画し、意図し、決意して書き出した限り、取り敢えず今日の健在は保証されて在る。普遍の時に一行の現実を纏わせることが出来る。そんな瞬間の日日を繋いで、以って今日以降の僕のもう一つの生き様を詩32として晒してゆきたい。

    2024 1/15 06:53 万甫

 

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普遍なるもの

2025-01-14 21:30:10 | 詩 31

 

     普遍なるもの

 

高高、数十年の道行きならば

その短い旅路の間に

普遍なるもの一つ

発掘したい

邂逅したい

保持したい

何時でも心に秘めるsoul

そういうもの一つ

抱き留めたいと希求する

 

例えば

心を籠められるもの

心が寄りかかれるもの

心に満たされるもの

けれど

まだ

確かな感触の

普遍なるものとの遭遇はない

終着駅が見えそうになっても

未だ

その感触を掴めない

 

もしかしたら

その為に吾に書く事があり

その為に読むことがあり

その為に交わることがある

或いは

普遍なるものなど

この一瞬の生老病死の旅中では

明かされぬものなのかも知れぬが・・

 

 

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始点に

2025-01-14 06:18:08 | 詩 31

 

     始点に

 

第一来光が

神々しい特別の光であるように

誰にとっても

それが起点の

それが基点の

それが原点の

それが支点の

特別な瞬間が有っていい

 

生まれたての日のように

思い立つ時刻のように

刻み込む時分のように

記念の刻印のように

 

其処から

変えてゆけるのか否か

其の時から

新しい自分に成れるか如何か

其れを

出発点として捉えられるか

其処を

確立できるのか否か

其れが

勿論、何より重要なこと

 

人は誰でも、何度でも

そういうスタートを

迎えているに違いないけれど

凡庸は凡庸のまま

俗は俗を脱皮できぬまま

その他大勢は

その塊りの範囲内に逗留したまま

短過ぎる生涯を終えてしまう

 

後悔して、やり直すには

人生というそのcycleは、余りにも短いのだ

 

 

 

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指呼の旅路を

2025-01-13 07:20:02 | 詩 31

     指呼の旅路を

 

ひとつ一つの仕種が

日常の

何気ない振りの

一つひとつに戻って来るまで

思いも寄らない程に

時間と気力と忍耐を要している

 まこと

日常に居られるとは

至福の瞬間なのだ

 けれど

それは瞬く間ゆえ

何人も油断してはならぬ

 気付けば

非日常の深淵に居ることなど

日常茶飯に起きること

起ることなのだと

常に自覚せよ

 

此の限りあるinochiの旅の

 何と深遠な

それ故

 何と享楽の

指呼の旅路であることよ

 

※みほさん、一歩さん、takaさん、お見舞いありがとうございました

 発症から今日でちょうど一週間、何とか症状も収まり気力の回復も合わせて、今日から少し仕事に復帰してみるつもりです。慎重に!を基本理念にして

 

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日常復帰に

2025-01-12 05:12:46 | 詩 31

 何時もこのブログ「降って来るもの」を読みに来てくれる、そうしてひと心を寄せてくれる”心友”のブロ友の皆さん、この時間の、これが日常だった朝の挨拶は久し振りですが「~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 この7日の夜に異変の兆しが有った体調が、8日孫がインフルエンザAの診断を受け、同じような症状を来していた息子と暫く二階での隔離生活。が、しかし9日になって朝も昼も38℃台の発熱に見舞われダウン。10日の夕方市の医院に駆け込んで”インフルA”に感染を確認。治療薬「イナビル」を吸入して閉じ籠る。

 効果があったのか、朝の体温36.5 夕方も36.7とほぼ平熱に下がり3日ぶりに入浴。寒気も感じずに入れたので発熱の方は治まったようだ・・と少し安心。

 22時に就寝し、何時ものパターンである4:30過ぎの起床。何か昔の出来事のように感じながらcoffeeを淹れPC机の前に座って先ずは体温を測ると”36.5℃”、良かった平熱に戻った。この分だと、この休みの間には日常を取り戻せそうだ

 気が落ち込んでいて、この間の”ダウン中”の記事に気遣いを戴いたコメントに返事を書けなかったが、今朝の此の結果報告でお許し願いたい。有難うございましたBLOGを継続していて何より嬉しい事は、其処だけの繋がりにも関わらず心を寄せあえる友のいること。そう感じる心が僕にブログを続けさせているのかも知れません

 

     声高に

 

声高に”正義”などと息巻いても

あっと言う間に

毀れてしまうのが落ちだ

行動的にも、論理的にも

何度も行き詰ってきた

己の卑小さの認識

その度に再武装して

辛うじて面子を保っているものの・・

 

如何なる烽火も挙げ過ぎない事だ

それは、間違いなく

自他を翻弄する種になる

 

一回の咳で

非日常を長く味わう

健康というものの

脆い自信度と同じだ

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途次にて

2025-01-07 21:42:33 | 詩 31

     途次にて

 

この歳に成っても

この年齢に為ってしまっても

まだ

苛苛が募ること多く

わだかまりが続くことも度度

赦せない感情が沸騰し

好悪の峻別は未だ峻烈にて

自己主張は未だ揺ぎ無く

あらゆる欲を正しく制御できず

夢の虚しさに目覚めず

中途半端に年月を捲って

僕は一体

何を生きてきたのだろう

何度鏡を正視しても

残念なことに

未だ、優しい顔じゃない

本当の老境に至る、まだ、途次・・

なら、いいんだけれど

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老いの考察~黄金の日々~

2025-01-07 07:06:47 | 詩 31

     老いの考察~黄金の日々~

 

単純至極に考えれば

世間に流布されている平均寿命なるものの

同世代の性別の其れは、八十五歳前後だと云う

為らば、我が人生の余す年月は、後十年前後と言う事になる

けれど其れは、若しかしたら

黄金の十年に匹敵するのではないか!?

 

其処に、多少の長短や幸不幸や運不運や

環境の差異や境遇の凸凹が存在するとしても

唯一無二のinochiを授かり、大凡の定めを全うできる

其の最後の幾年こそ

個個人にとって、黄金の日々に

仕立て上げねばならぬ

 

子育ての任務も、無事に果たし

得るものの大方を享受し

月日や曜日や時間への意識を

後回しにしても、何ら支障のない境遇

気が向けば、歩き

降って来れば、書き

撮りたければ、撮って

束縛の些少な日常を亙る日日

其れが、黄金の日々で無くて、何としよう

 

若くして、MLBを席捲した、彼の若者のように

常に”positive”で居ること!!

其れこそ、老いの日日を行く我等にとっても

金科玉条のmessageではないか、諸兄諸姉よ!!

 

 

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年頭のUta~本物~

2025-01-05 18:02:45 | 詩 31

初水珠

 

     年頭のUta~本物~

 

歳が煮詰まって来ると

或る程度

ヒトやモノやの

真贋の見分けがつくようになる

それで

物事でも人の間でも

本物としか

心を許して交われなくなる

 

あくまでも

僕の基準に依る選択なので

完全な判断や、善悪や、美醜等等からは

自他ともに緩いかも知れぬが

それでも

残余の生きる時間は

僕が感じる”本物”だけを相手に

inochiの道連れにしたい

 

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正月三日のUta~”ことほぎ”て、更に~

2025-01-03 21:06:32 | 詩 31

正月二日の東雲 薄紫の美しい朝の空を見る

北から

北東へ

東へ

 

    正月三日のUta~”ことほぎ”て、更に~

 

快晴・無風

穏やかで温い元日と二日

 

元朝は、共に生きる風物と言祝ぎ

二日は、”全員集合”の幸せに言寿ぐ

今日、正月三日

夜明け前の静寂に居て

独り、今在ることの幸運を言祝ぎ

今、生きていることの歓びを言寿ぐ

 

”ことほぎ”て、更に

前進の縁よすがに!!

 

快晴無風の正月二日 西の空は綺麗な茜色に染まった

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№7272 元朝のUtaⅠ~新調~

2025-01-01 06:06:06 | 詩 31

 

     元朝のUtaⅠ~新調~

 

何もかも、新調された

おめでとう!!

 

年号も、歳月も、時分も、

今、通り過ぎた秒の音も

 

何も変わらないけれど

何もかも変えてくれる

言祝ぎの朝

 

天上の創造主は

善も悪も、幸不幸も、運不運も、

人の巡りも、繋がりの時間も

全てを新しくできる

総てを書き直せる

みんな一から始められる

この瞬間を与え賜うた

 

けれど、生身の人間そのものの再生は

如何とも為し難いが

心は入れ替えられる

心根は!心情は!心感は!

真っ新に刷新できる朝だ

その恩恵に与らないで、何とする

 

おお、元朝の

この厳かな静けさよ

おお、元朝の

この清新の気分よ

 

イザ!!この心持一つ抱いて

毎日が未来の巳の年月の旅へ!!

 

おのおの方よ!!

     2025R7 01/01 03:50

 

 

 

 

     元朝のUtaⅡ~機会~

 

折角の天与の機会だから

何かを

変革するのには

持って来いの幕開けだ

 

そうしてそれは

誰にも平等に有るのが

良い

そうしてそれは

誰にでも公平に来るのが

善い

 

但し、其処から先の展開には

神仏の加護など関与しないから

その積もりで・・

 

但し、研鑽のespritには、きっと

少しばかりの

運不運や幸不幸のplusのお零れが・・

     R72025 01/01 06:06:06

 

 

 

 

 

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