サブタイトルに~「お茶」が教えてくれた15のしあわせ~
とあるのですが、「お茶」だからではなく、
樹木希林さん演じた映画が観たかったけど、タイミングが合わなかったので、
では原作でも読みましょうか、という気分で選びました。 でも、
小学生の時に観て さっぱり意味がわからなかった映画を
大学生になって観たら ボロボロ泣いた。
というまえがきの部分から、あるある~って感じでグイグイひかれました。
そういう意味で、この本は、「今」の私にぴったりはまったと思います。
各章のタイトルだけでも、
「自分は何も知らない」ということを知る
頭で考えようとしないこと
「今」に気持ちを集中すること
見て感じること
たくさんの「本物」を見ること
季節を味わうこと
五感で自然とつながること
今、ここにいること
自然に身を任せ、時を過ごすこと
このままでよい、ということ
別れは必ずやってくること
自分の内側に耳をすますこと
雨の日は、雨を聴くこと
成長を待つこと
長い目で今を生きること
と、自分がそう思っていること、そうありたいと願っていること、を
見事に表してくれているなーという本でした。
これからも、一期一会を大切に、自分の成長を待ちたいと思います。