ツキノミチ 2005年06月11日 | ボクヲサガシテル 高校時代。学校からの帰り道、海から近い駅でいつも途中下車する。 いつもつるんでいた友とふたり、コンビニで缶ジュースを買い海へ向かう。 目的は無い。 やたら大型トラックの出入りが激しい漁港の脇を通り、砂浜へおりる。 魚の生臭い匂いが漂っていた。 冬の静かな海。 その日はやけに晴れた夜で、大きな満月が、海にゆらゆら揺れる光の道を落っことしていた。 埠頭の先まで行くとその光の道を歩いていけた。 必要な . . . 本文を読む