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ゴーストバスターズ

2016年08月21日 | 映画
ゴーストバスターズ
を観ました。


ニューヨーク。コロンビア大学の素粒子物理学博士エリン・ギルバートは世界初の心霊現象の科学的立証のため、日夜研究を重ねていた。
しかし、大学側に一方的に研究費を打ち切られたことをきっかけに、その知識と技術を活かすため、“幽霊退治”を行う会社「ゴーストバスターズ」を起業するが―。


ポール・フェイグ監督です。
あまり評価は無かったです。

個人的にかなり思い入れのあるゴーストバスターズシリーズ。
子供時代に父に連れられ観に行き、自分はかなり気に入り生まれて初めて買ったカセットテープはゴーストバスターズのサントラでした。
それしか持っていなかったので擦り切れるくらい聞き込みました。

そして中学時代、人生初の自主的に観に行った、友人たちと3人で観に行った映画がゴーストバスターズ2でした。

自分としてはこのシリーズからアメリカ、ハリウッド、ニューヨークを観ていました。
自分のアメリカのイメージを作るのに大きな影響があった映画です。

それが時を経て自分の区切りの誕生日の日に続編が公開されるのにまた勝手な運命を感じつつ。

過去の作品との繋がりは無く、リブートされた映画です。
その点で1作目に近いテイストですね。

前提を抜きにしても非常に面白い映画でした。
シュールでかなりハイセンスなコメディが沢山でした。

他の映画や実在の要素をいじったネタは面白かったです。
更に過去の作品の知識がある人にはとてもうれしい小ネタに満ちて居ました。
過去作の登場人物と全く同じような行動を取る人、
ビル・マーレイやダン・エイクロイドやシガニー・ウィーバー等のカメオ出演、
過去のシリーズと同じゴーストの再登場。

イチイチテンポの良いコメディです。
見ている間ずっと幸せな気分でした。

ガサツで大胆な主人公たちのやり取り、行動力も観ていて痛快でいいですね。
そして4人の主人公たちの個性も見事に発揮されて居て。

メリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズの四人がバスターズのメンバーですが、
実に見事なキャスティングだと思いました。
極端な売れっ子とか入れない方がいいですね、ここからビッグになる人を作って来たシリーズなので。

そしてクリス・ヘムズワースが超おバカな事務役で出ていました。
彼をこんな役で使って居ることも面白かったです。

昔のシリーズほど怖さは無かった気がしますが、
ゴージャスさとエンターテイメント性は格段にアップして、
現在の映像技術で非常に見心地の良い仕上がりでした。

それでいてラストにはホロッと感動させられました。

もちろんな続編を予感させるラストで、かなりハッピーで素晴らしいエンターテイメント映画ですね。

昨年のマッドマックス同様に時間を空けての続編としてかなりの成功作だと思いました。

とにかくこのシリーズの持つ独特の雰囲気は大好きです。
こんなに時間が空いたのにその雰囲気を損なわなかったのが素晴らしいです。


そんなわけで9点。

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