メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

青空エール

2016年08月20日 | 映画
青空エール
を観ました。


吹奏楽の名門・白翔高校に入学したトランペット初心者の小野つばさ。全国大会を目指すレベルの高い練習についていけず、何度も挫折しそうになる。そんなつばさを勇気づけてくれる、クラスメートで野球部員の山田大介。お互い夢に向かって励まし合うふたりは、ある「約束」をかわす。いつの間にかつばさには、大介へのほのかな想いが芽生えていた。1年生の夏、地区予選の決勝まで勝ち進んだ野球部を吹奏楽部が応援。ところが途中出場した大介のミスで敗退。グラウンドで立ち尽くす大介のために、つばさは一人でトランペットを吹いてしまい、謹慎処分となる。心配して訪ねて来た大介に、つばさは自分の想いを抑えきれずに告白するが、フラれてしまう。大介は、仲間の夢を潰してしまった自分が許せないでいた。ふたりは“両片想い”のままそれぞれの夢を追いかけ、そして、最後の夏が来る―。
つばさと大介の恋の行方は?そしてふたりの夢のたどりつく先は?


三木孝浩監督作品です。
長編デビューからさほど経っていないのに、今や青春恋愛映画の第一人者になりつつありますね。
スベリ知らずでことごとくスマッシュヒットを出している印象です。

今作は北海道の野球と吹奏楽部の強豪校に入学して出会った男女の話です。

主人公の小野は推薦入学が多い強豪の吹奏楽部に初心者として入部して、
辛辣な言葉を浴びながらも健気に頑張ります。
モジモジとした性格でちょっとイライラしますが、やっぱり応援したくなります。
今の土屋太鳳にピッタリな役どころだと思います。
喋り方がやたら可愛いのでひっそりと土屋太鳳のモノマネを練習しています。

そして好きになる男の子は野球部のキャプテンという青春爆発な設定です。
甲子園目指す系の青春モノはハズレにくいですからね。

もちろん困難があり、成長してまた困難があり。
意外とうまくいかない淡い恋愛。
別々の部活、状況で二人は深い部分で励まし合いながら成長する。
結構独特で良い設定だと思いました。

結構ベタな演出、サブさギリギリの演出もありましたが、
結局結構感動してしまいました。
泣いてしまいましたよね。

で土屋太鳳は相変わらずいい演技しますね。
毎度の評価ですが、泣きの演技が特に素晴らしくて毎度もらい泣きしてしまいます。
見た目はさほど好きでは無いですが、今作では非常に可愛かったです。
1年生の時の髪型の時は土屋太鳳史上でも一番可愛く見えました。
背の低さもいい感じに可愛かったですね。

相手の竹内涼真は見覚えがあるくらいで、何処で見たっけなー・・・と思いながら観てましたが、
仮面ライダードライブの子でしたね。
なんでこんな微妙な子をメインキャストに?と思ってましたが仮面ライダーなら納得ですね。
爽やかだし背が高くて結果いい感じでした。
三木孝浩作品は密かにこういうトリッキーなキャスティングがありますね。
演技は臭かったですが人柄はよくでていました。

二人の親友役の堀井新太も爽やかでなかなかいいですね。

同じく二人の親友役の松井愛莉はこの手の脇役で意外とポジション作ってますね。
見た目も可愛いし明るさがあって賑やかしにいいですね。

葉山奨之は最近結構見かける印象ですが、役者オーラあっていいですね。
まれでは土屋太鳳の弟だったのに今作では彼女に楯突くエリート吹奏楽部員でした。
役者の職業って何か不思議ですね。

小島藤子もなかなか役者オーラある子でいいですね。
今後ハイセンスないい作品に出て行くような予感があります。

志田未来は演技は上手ですが見た目がどんどんイマイチになっていく気がします。

上野樹里がすっかり大人の女性でやり手な先生で吹奏楽部の顧問でした。
相変わらず演技は上手です。
昔スウィングガールズを観に行った事をふと思い出して感慨深くなりました。

青春ど真ん中な爽やかさをふんだんに頂きました。
自分の高校時代には全くなかった要素ばかりなので羨ましくて仕方なかったです。

二人が抱きしめあうシーンはなかなかの名場面でした。
それなりに絵力のあるシーンも多く、さすがの三木孝浩監督ですね。

なんだかんだでベタですが、結局泣いてしまいました。
高揚感、盛り上がりへの持って行き方は上手だったと思います。
自分も観ながら祈るようでした。
新しさ、斬新さは無いですが、そりゃ泣くよ、って感じの仕上がりです。


そんなわけで7点。

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