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恋するナポリタン ~世界で一番おいしい愛され方~

2010年09月23日 | 映画
恋するナポリタン ~世界で一番おいしい愛され方~ を観た。

僕の好きな塚本高史が出ているので観ました。

初めに結果を言うとかなりひどい映画でした。
予想はしてましたが、相当ヤバかったです。


(お話)
グルメライターの佐藤瑠璃(相武紗季)は有名シェフの恋人水沢譲治(市川亀治郎)にプロポーズされる。
戸惑う瑠璃は幼なじみのイタリアンシェフ田中武(塚本高史)に相談の留守電を入れる。

自ら経営する店の仕事を終えその留守電を聞いた武は急いで走りだす。
そして瑠璃と水沢の元へ行くが瑠璃の指には婚約指輪がはめられていて武は言葉が出ない。

そこに空から悩めるピアニストの槇原佑樹(眞木大輔)が落ちてくる。
助けようとした武は死んでしまい、佑樹は一命を取り留めたが記憶を無くしてしまう。

しかし何故か佑樹の頭には自分のモノとは思えない記憶がちらつく。
それは武の記憶だった。

歳の近い甥の槇原聡史(市川知宏)と暮らしている佑樹は聡史にその事実を伝える。
まるで人間が変わってしまった佑樹に聡史はそれを信じる。
以前の佑樹は悩める陰湿な男だった。

佑樹は謎の記憶を頼りに料理を始める。

そして瑠璃に会いに行きその事実を伝えるが、武の死に悲しみ、佑樹を憎んでいる瑠璃には信じてもらえない。



(評価)
逆にちょっとびっくりな映画でした。

エグザイルの人スゲー演技下手でしんどかったです。
エグザイル人気でこんないい役できるのでしょうがもう次は無いかもしれませんね。

相武紗季はそりゃ可愛いですけどもっと可愛く撮れたと思います。

塚本高史がこの映画に出ていたのは少々残念です。
一人だけ上手いですけど。

よく知りませんが歌舞伎の市川亀治郎さん。
めちゃくちゃミスキャストだったと思います。
全然ハマってなくて逆に凄かったですけど。

ラストに出てきたイタリア人すらひどい演技でコントみたいでした。

茂木健一郎先生も出てましたがバラエティ番組みたいな演技でした。

映画なのにやたら同じ回想シーンを何度も使って映画じゃ無いみたいでした。
佑樹が頭を抑えて苦しむシーンが度々入るが、いやいや一回やればわかるから、って気分になりました。

おそらく泣かせようとしたと思われる感動的っぽいシーンでは僕のみならず他のお客さんも耐えられなかったのでしょう。
館内に笑いが起きてました。

あまり辛口評価はしないのですがこれは流石にしんどかったです。

料理が美味しそうなのとロケーションがロマンティックだったのが救いでしょうか。

そんなわけで2点です。

この映画にスタッフ笑いみたいなのを差し込んでいたら逆に8点位行ったかもしれません。

真面目に感動ラブストーリーを撮りたかったのか、かなりハイセンスに笑いを取りに来たのか悩まされるような出来でした。

終始クスクス笑ってしまいましたよ。



(ネタバレ)
佑樹は武の記憶を頼りに武の店に入り武が得意だったオムライスを作る。
そこに現れた瑠璃は怒るが、そのオムライスが武と同じ味で驚く。

そしてこの店を再開したいという佑樹のお願いを渋々聞く。
佑樹は甥と共に店を始める。
かつての店の常連ももどってくる。

瑠璃は武との思い出を引きずって水沢との結婚に踏み切れないで居た。

佑樹は脳に障害があり実は余命いくばくも無い。
記憶を無くした時も、屋上で発作が起きて落ちてしまった。

武と瑠璃の間には沢山の約束があった。
二人は恋に発展しそうな事もあったがやはり最高の親友だった。
イタリアのナポリで生まれ育った武は瑠璃の結婚式にはナポリには無いナポリタンを作る約束をしていた。

瑠璃はなんだかんだで水沢と結婚することにする。

佑樹はその約束を果たそうと水沢に結婚式の料理を任せて欲しいとお願いして承諾してもらう。

結婚式に出てきた料理はどれも瑠璃好みで瑠璃は感動する。
裏で作っているのが佑樹だと悟る。

そして料理を出し終えて去ろうとする佑樹達に瑠璃が駆け寄る。
佑樹はあの日武が全力で走ってまで瑠璃に伝えたかった言葉「おめでとう」を伝え、武の記憶が無くなったフリをして去る。

瑠璃と水沢は武の生まれ育ったイタリアで武にシェフになる夢を与えたシェフに会う。

武の店は聡史が続ける。

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