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子供の頃のクリスマス

2009年12月25日 | 思い出
子供の頃のクリスマスは毎年幼馴染みの友達の家で過ごした。

その幼馴染みは本当の幼馴染みで我が家の前の小さなアパートに住んでいて我が兄と同い年の兄と僕より5つくらい年下の弟の二人兄弟。

恐らく僕が1歳くらいからの友達であった。
多分すぐに引っ越してしまい僕の記憶ではほとんど引っ越し先の新居での思い出。
車で1時間程の町に引っ越していた。
定期的に両親に連れられ、夏休みやクリスマスに毎年泊まりに行っていた。

とかくクリスマスは保育園の時代から中学の途中くらいまでずっと泊まりに行っていたと思う。

幼い頃の僕はそれが尋常じゃなくワクワクしてしまい、散歩に連れてってもらえる事になった犬が如く、心の中の興奮を抑えられないような心理状態になったりした。
車がその友達の家に近づくともう胸は破裂しそうだった。
時にはちょっと涙ぐんでしまったりした事もある。

そこのお母さんはなかなか美人で大人しくおしとやかな人で七面鳥の丸焼きとか手作りケーキとか出してくるタイプの人だったのでそれがまた幼い僕にクリスマス感をたっぷりと味わわせてくれていた。

そんな思い出のせいなのか、僕にはクリスマスは華やかなモノという刷り込みがある。
二十歳過ぎてもその感情は引きずった。

しかし三十路を過ぎる頃になると今日がクリスマスってことすら忘れていたりする。

もうケーキも完全に嫌いな食べ物だし。

子供の世界は最高だったな。

しかし子供の頃の僕は異常な程に大人の世界に憧れを抱いていた。

早く大人になりたいといつだって思っていた。

その夢は叶ったが、子供になりたいという夢はもう死ぬまで叶わない。

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