メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

まほろ駅前狂騒曲

2014年10月20日 | 映画
まほろ駅前狂騒曲 を観た。

まほろ駅前で便利屋を営む多田啓介(瑛太)のもとに、同級生の行天春彦(松田龍平)が転がり込んできてから3年、共同生活もややマンネリに突入した新年のある日。
ルームシェアというにはあまりに無骨な、独身男二人の住まいを兼ねる事務所に、小さなお客がやって来る。
といってもそこは多田便利軒、厄介な事情と無縁なわけがない。
現れたのは一度も会ったことのない行天の娘・はる5歳だったのだ。
なれない子供の世話に悪戦苦闘しながら絆を深めていく二人だったが、その頃巷では「家族と健康食品協会」(HHFA)を名乗る怪しげな団体がまほろの住人たちを狙っていた。
更にはまさかのバスジャックの発生と共に知られざる行天の過去も明かされ、便利軒は最大の危機に巻き込まれる。
多田と行天の関係は?そして多田の不器用な恋の行方は?
曲者ぞろいのまほろの町を舞台に、NOと言えない二人の男が、愛と笑いと涙に振り回される怒涛のドラマを駆け抜ける。

って話。


映画、ドラマも全部観てきたファンです。
安定の満足度で大好きなシリーズの一つです。

瑛太、松田龍平、永瀬正敏、新井浩文、高良健吾、大森南朋、松尾スズキ、で主題歌くるり。
今作も僕が好きに決まってますね。

こういうアウトローな日本映画らしい日本映画は僕の青春って感じでたまらないです。

ウチのオフィスもこんなアウトローな感じにしたいなーって強く思うようなまほろ駅前多田便利軒の佇まい。

で、今作は色んなエピソードあるけど中心は幼い女の子を預かり四苦八苦する二人ですね。
実は僕にもこんな経験がありまして、それを思い出してもうたまらなかったです。
なので一瞬で僕が猛烈に泣いてしまうシーンがありました。

預かった子供を育ててた頃の事が走馬灯の様に駆け巡りました。
子供が居ない若い男って子供を預けられたらただただ必死に戸惑い続けるだけですからね。
理論が全く通じない幼子の純真さに普段の自分のペースを乱しまくってしまう。

こういう切なさって実は人の親じゃ味わえないいいものなんだなと、
目からうろこの発見でした、それに気付けたので独身もいいものだなと思えました。

主演二人のキャラは相変わらずなので安定の面白さです。
見事なコントラストです。

永瀬正敏はこういう映画のテイストにピッタリでいいですね。
まだまだ全然活躍して欲しいです。

コメディ要素も結構秀逸でいいです。
こういう作品ならばずっと観ていられます。


そんなわけで8点です。


すでに新作が待ち遠しくなってしまいました。

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