メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

山形スクリーム

2009年08月20日 | 映画
山形スクリームを観た。

竹中直人監督の最新作のホラーコメディです。

最近の僕の一押しの成海璃子ちゃんが主演なので鼻息荒く観に行きました。


都立紅女子高校の歴史研究会が夏の合宿として山形県の御釈ケ部村へとやって来た。

そこは源氏に追われ、愛する光笛(成海璃子)と添い遂げられず、無念の死を向かえた平家の侍、葛貫忠経(沢村一樹)が祭られている村。

結ばれなかったのに縁結びの神として祭られている。

岡垣内美香代(成海璃子)は昨年母を亡くし、父の早い再婚(しかも相手は外人(クリスタル・ケイ))が許せず家を出たくて合宿に参加した。

担任の勝海子(マイコ)は縁結びしたくてこの合宿を企画していた。

他、
男勝りで不良女の波来前胸恵(波瑠)
メカに強い敏酒圭(紗綾)
読者モデルをやっていて自分大好きな鏑木宙子(桐谷美玲)

以上5人の一行。

道中温水洋一(温水洋一)等のしょうもない歓迎がある。

村に到着すると村長の蝦蟇且茂治郎(生瀬勝久)等が葛貫の祠を壊してその土地に遊園地を作ると盛り上がっていた。

しかし代々祠を守ってきた家系の与藻須賀三太郎(AKIRA)がそれを阻止しようと対立していた。
三太郎はおもいっきり田舎者でボケた婆さんのトメコ(由紀さおり)の面倒を見ながら床屋を営む頼りない男。


(ネタバレ)
祠は倒され、言い伝え通りたたりが起きると思われたが暫くは何も起きず。

父と上手く行かない美香代は一人散歩に出かけ三太郎と遭遇し少し打ち解けご飯等をご馳走になる。

しかしトメコが居なくなり二人は探しに出る。

勝先生は思いっきりくつろいでいた。


で、実は蘇っていた葛貫が家来を呼び集め、四人の家来が集まる。
しかしそのウチの一人山崎田内左衛門(竹中直人)は実は裏切り者。

葛貫の家来達は次々と村人達を殺し始める。
殺された人達は「ものすげーいてー!!」って言いながら死んでいき、青いゲロみたいのをかけられ青い顔したゾンビみたいになって蘇る。

で「ぎょうい、ぎょうい」って言いながら蘇る。

やがて美香代達にもゾンビ達に追われるようになり紅女子高の面々と三太郎は必死に逃げる。

一人はぐれてしまう美香代は葛貫達に追い詰められ絶対絶命になるが光笛と瓜二つの美香代を見て葛貫は光笛の生まれ変わりと美香代を傷つけずに追い回し、遂に捉え馬で連れ去る。

一度は美香代達を見捨て自分だけ助かろうとした三太郎だったが、トメコの子守唄で亡霊達を退治できると発見する。

他の女子高生と先生は必死に逃げながら再度三太郎と合流し、村内放送で亡霊やゾンビを倒そうと計画し、トラクターを改造して皆で村役場を目指す。

途中で先生は殺されゾンビになってしまう。

村内放送で見事亡霊達を退治し、ゾンビ達は癒され人を襲わなくなる。

一方光笛が祭られている神社に連れてこられた美香代は葛貫に霊界に連れて行かれそうになっていた。
その神社には村内放送が届かなかった。

しかし家来の山崎が再び裏切り揉めるが結局葛貫に霊界に送られてしまう。

「自分の事しか考えない自分勝手!」と美香代の言葉に心打たれた葛貫は光笛の亡骸を連れて成仏する。


その後村は葛貫と光笛の並んだ祠が作られ、人間とゾンビ達が愉快に祭りをしていた。


(評価)
非常に観やすくて楽しめるかなりぶっ飛んだコメディ映画でした。

今まであまりコメディ映画のイメージが無かった竹中監督でしたが、元々コメディアンだけあって実にゆとりを感じさせるいい出来でした。

成海璃子ちゃんは相変わらず惹きつける何とも言えないいい演技です。
かわいいし
困った表情いいし
何か太陽が似合うし
今後も追いかけて行こうと思っています。

脇のキャスト達も悪くなかったと思います。

そこそこ大御所系の役者達がかなりばかばかしい、コントの様な格好でコントの様なキャラを演じていましたが、それをさせられる竹中直人が流石だなと思いました。

竹中直人自信も二役で出ていましたがなかなか面白かったと思います。

そんなわけで6点。

成海璃子ちゃんでプラス1点です。



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