メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

デビルズ・ノット

2014年11月17日 | 映画
デビルズ・ノット を観た。

1993年初夏、アメリカ、アーカンソー州ウエスト・メンフィスで児童の猟奇殺人が発生。
鬱蒼と緑が生い茂る‘ロビン・フッドの森’の奥深く、“悪魔の巣窟”と呼ばれる沼の底から全裸姿で発見された少年たちは、手足を靴紐で縛られ、体には人間の所業とは思えない暴行の痕があった。
戦慄した地元住人らはパニックに陥り、全米のメディアは小さな田舎町に押し寄せた。
犯行当日の夜、現場近くのレストランに現れた血まみれの黒人男性、児童らの顔見知りだったアイスクリーム売りの若者(デイン・デハーン)など、捜査線上に浮かび上がった不審人物は決め手を欠き、報道が過熱するなか警察は、16~18歳の若者3人を犯人と断定、逮捕した。
警察はあまりにも猟奇的な殺人の手口ゆえに、悪魔を崇拝する異端者が儀式の生贄にしたとし、それに当てはまる人物としていつも黒い服装をしてヘヴィメタルを愛聴し、オカルトへの興味を隠さない町の問題児ダミアンとその仲間たちの犯行だと見立てたのだ。
悪魔崇拝が動機の未成年者の犯行説に激震が広がる中、事件の成り行きに不自然さを覚えた私立探偵のロン・ラックス(コリン・ファース)は独自で調査を開始する。
一方、被害者の母親のひとり、パム(リース・ウィザースプーン)は当初はダミアンら3人が真犯人と信じて疑わなかったが、裁判を通して浮上したさまざまな矛盾に動揺し、人知れず苦悩を深めていた。
警察も司法も信じられなくなったパムは、事件を調べるラックスに、意外な人物の事件への関与をほのめかす衝撃的な告白をする・・。

って話。


予告編を観て、結構興味を抱いていた作品でした。

森で残虐に殺された三人の子供、捕まった3人の容疑者、みんな10代。
他にも怪しい人物、容疑者は居たが警察は3人を犯人にするために強引にストーリーを進めているように見える。

容疑者の弁護士を手伝う調査員をコリン・ファースが演じているが、
彼の目線で事件を見るドキュメンタリータッチなサスペンスでした。

弁護士側の目線で描かれるので、どちらかと言うと警察が悪として描かれています。

こういう実在の事件にメスを入れる映画は大好きです。
なかなかショッキングな事件と、
その後のショッキングな展開です。

しかしかなり猟奇的でありながら謎の事件ですね。
こんな事件、全然知りませんでした。
そこそこ最近の事件ですがアメリカでは相当社会現象になっていたようですが、自分は知らなかったです。

日本でもこういう恐ろしい事件は起きてきましたが、
映画にでもしないと風化しちゃいますからね。

日本だと園子温以外こういう仕事する人がなかなか居ない印象ですね。

映画のテイストはハイレベルでなかなか面白い映画だったと思います。

こういう小さな街で起きた、
小さな街を舞台に繰り広げられるサスペンスは大好きですね。


そんなわけで7点です。


僕も調査員とかしたら才能あるんじゃないか?
とふと思いました。
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