近所を流れる大河の土手に座って夕暮れの川の流れを眺めていた。
土手はいつもより幾分か高くなっていて僕はただじっと川を見下ろしていた。
しばらくすると川下の方から豪華客船がやってきてゆっくりと川を登って行った。
甲板には大きなゴルフ場があって沢山の中年のおじさん達が楽しんでいた。
知っている人は一人も居なかった。
僕はそれを見ながら全然関係ない事を考えた。
後悔をしていた。
あの時ああ言えばもっと・・・
あの時ああすればもっと・・・
特に大きな原因は思い浮かばないのだが
ここにこうして座っている事が
全てが失敗に終わってしまった答えに感じられてしかたがなかった。
やがて船は居なくなった。
鳥の群れが上空を飛んでいた。
いつまでも夕暮れのままだった。
土手はいつもより幾分か高くなっていて僕はただじっと川を見下ろしていた。
しばらくすると川下の方から豪華客船がやってきてゆっくりと川を登って行った。
甲板には大きなゴルフ場があって沢山の中年のおじさん達が楽しんでいた。
知っている人は一人も居なかった。
僕はそれを見ながら全然関係ない事を考えた。
後悔をしていた。
あの時ああ言えばもっと・・・
あの時ああすればもっと・・・
特に大きな原因は思い浮かばないのだが
ここにこうして座っている事が
全てが失敗に終わってしまった答えに感じられてしかたがなかった。
やがて船は居なくなった。
鳥の群れが上空を飛んでいた。
いつまでも夕暮れのままだった。