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愛されるための選択肢

2014年01月09日 | 学習・科学
Jリーグに関して、他のリーグでも言えることだけど。

とあるチームがJ2に落ちたとする。
するとそのチームの有能な選手がJ1の他のチームに引き抜かれる事がよくある。
プロの世界、実に納得のいく出来事ではある。
とかく代表候補クラスの選手は移籍しがちである。

大久保、駒野、伊野波、玉田・・・挙げればキリが無い。

しかし他のチームに行かずに残る選手が居る。
主力としてチームを降格させた責任を感じ、
自分の力で昇格させなければならないという意志を感じる。

三浦淳宏、佐藤寿人、遠藤、今野・・・前者よりは少ないとは言え結構居る。


そこでシンプルな話。
実にシンプルな話である。
僕は大差をつけて後者が好きだ。
多くの人もそちらの方が好きであると思う。

サポーターに愛される選手になるにはその選択肢で迷うべきでは無い。
サポーターも馬鹿じゃない。
よそのチームを裏切ってやってきた選手より生え抜きの選手の方が愛しやすい。
チームという言葉の重みをもっと持つべきであり、
一度愛してくれた人を裏切るには相当な理由が必要である。

三国志が好きだが、
「一度寝返った武将は再び寝返る危険がある」
と孔明は言う。
全く同じことだと思う。

プロだから、とかいう意見をいう人が居るが、
僕もエンジニアとしてはプロである。
引き抜きの誘いを受けた事は何度かある。
その職場で過ごした期間がある以上責任はある。
自分の会社が不調だから、そっちの会社の方が条件がいいからと、
そういう理由で移籍するのは良くないと思える。

とかく応援されるような立場に居る人間はよほど慎重になるべきである。

当然、前者の方が困難が増える可能性が高いので、
再びそこで愛される選手になるにはより努力と成長が必要となる。

かくいう自分も会社を変えた経験が何度かある。
自分本位の目線では最も自分が成長出来る環境に行くべきであると思える。
給料を下げてでも移籍した方がいいと思ったこともあった。

でもサッカーでは残る選手が好きなのです。
J2に落ちて、誰もが居なくなると思ったのに残る。
そういう愛され方もあるのです。

そしてフロントはそういう選手を愛して大事にしなければならない。
多分会社の経営者も同じだと想像する。

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