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GARMWARS ガルム・ウォーズ

2016年05月24日 | 映画
GARMWARS ガルム・ウォーズ
を観ました。


遙かなる古代、戦いの星・アンヌン。ここには「ガルム」と呼ばれるクローン戦士が生息し、果てしない争いを繰り広げていた。かつてガルムには8つの部族があり、それぞれ役割に応じて創造主・ダナンに仕えていた。あるときダナンが星を去り、その後の覇権をめぐって部族の間に戦いが生じたのである。長きに亘る争いの末に5部族が絶滅し、残るは空を制する「コルンバ」、陸を制する「ブリガ」、そして情報技術に長けた「クムタク」の3部族だけとなった。
コルンバの女性飛行士カラ、クムタクの老人ウィド、ブリガの戦士スケリグは戦闘の最中に出会い敵対しながらもサバイバルの為に協力し合い旅をするようになる。


押井守監督作品です。
押井守監督はかなり凄い作品もありますが、酷評な作品もあります。

一応実写ですが、CG率のかなり高い殆どアニメみたいな作品でした。

完全なる世界観の構築から始まる日本アニメらしい作品です。
そして押井守らしい深みのある物語設定。

しかし外人俳優の演出が難しかったのか?ちょっと演技がカッコつけのサブい奴が多かったです。

物語も押井守作品ならばもう少しディープで哲学的で悩ましいものが観たかったですかね。

主演のメラニー・サンピエールは恐らく初めましてな女優さんです。
そこそこ美人に見えましたがちょっと特殊メイクだったのでわかりませんでした。

なんとなく猟奇的だったりサイコな役どころが多い印象のケヴィン・デュランドがカッコいい戦士の役をやっていましたが、ちょっと不似合いに思えてしまったのは自分の偏見でしょう。
役幅が広いですね。

物語はイマイチ入り込みにくく、単語も世界観の中で作られたモノだらけで。
しかも何かその単語がダサく感じてしまいその世界設定はイマイチでした。

コレ系の作品らしい神的なスペシャルなキャラクターも出てきてらしい展開にしました。
最後には完全に世界が変わって行く展開でしたが途中っぽい感じで終わりました。

続編があるのでしょうか?
世界観の作り込みの割に印象の薄い作品でした。


そんなわけで4点です。

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