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サンバ

2014年12月27日 | 映画
サンバ を観た。

フランスに来て10年、ビザのうっかり失効で、ある日突然国外退去を命じられた青年サンバ(オマール・シー)。
人生の大ピンチに出会ったのは、移民支援協会で担当となった燃え尽き症候群の元キャリア:アリス(シャルロット・ゲンズブール)や、不正な身分証を斡旋したり、日雇いの仕事を紹介してくれる面倒見のいい陽気な移民仲間:ウィルソン(タハール・ラヒム)といったわけありな面々。
サンバの屈託のない笑顔に引きよせられ、人種も境遇も、キャラクターも全く違う3人は、ぶつかり合いながらも、心を通わせ、それぞれがかかえる状況を少しづつ好転させていく。
ところが、サンバの忘れようとした過去が、彼をさらなる窮地に追い込むことに―。

って話。


エリック・トレダノ脚本、オリヴィエ・ナカシュ監督、オマール・シー主演という。
”最強のふたり”の監督、主演タッグ再びという触れ込みの映画です。

フランスで働く移民たちがフランス政府の気まぐれ的圧力に苦しむお話です。

最強のふたりは面白かったですが、言うほど面白いとも思いませんでしたが、
今作も似たような感想です。

あたかもフランスのセンスで面白さと感動を提供してる感じですが、
そこまで笑えないし、そこまで泣けないです。

美男美女の恋愛映画作らないこだわりは感じました。
何か独特の恋愛なので逆に真の愛みたいなものは見え隠れしてました。

オマール・シーは好感持てる役者さんですね。
演技もいいし、存在感もあります。
今後世界的スターになるかもですね。

シャルロット・ゲンズブールはいつも通り何か暗さを抱えてオーラプンプンでした。
存在自体で悲壮感漂わせますね。
逆に彼女が喜ぶとこっちも嬉しくなる感じはあります。

フランスの国際性、多民族性がよく伝わるお話ですね。
僕もフランスに移住しようか相当悩んだ時期があったので、
その現実を観た感じです。
やっぱり楽じゃなさそうですね。
パリの華やかさに騙されてはいけないですね。

フランス大好きっ子ですが、腹黒い国ってイメージはやはり強いですね。
こういう理不尽な役所仕事を見させられると、なおさらですね。
当然大袈裟に描いているのでしょうが。

それでもやっぱりフランス語の雰囲気は僕にはしっくりきますね。

なのでフランス語映画観る度に己のフランス語力の無さに凹む凹む。


そんなわけで5点です。


やっぱりいつかフランスに移住します。
se il vous plaît attendre!

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