メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

心の名盤:ひるね(たま)

2010年11月11日 | 音楽
「たま」というバンドはかなり愛聴して聞いてきたアーティストです。
小中学生の頃から現在に至るまで愛し続けた、自分の人生の歩みにいつも寄り添っていた音楽です。

その中でも最も聴いたのがおそらくこの「ひるね」でしょう。

僕は柳原幼一郎が大好きだったので彼が居たころのたまがやっぱり夢のようで思い入れが深いです。

楽曲の素晴らしさはもちろん、収録曲のバランス、あまりに斬新で新鋭なアレンジ。
歌詞の不思議さとキャッチーさ。
四人の個性が見事に調和した噛めば噛むほど味が出るアルバムでした。

若い頃も聴いていましたが大人になって実はこんなすごい曲だったんだ、と思い知らされたアルバムでした。


ほんと全曲が名曲です。

中でも「かなしいずぼん」は珍しく知久と柳原がデュエットっぽくなってて石川の長い語りがあったりと夢のような曲です。

海にうつる月も滝本の曲の中では非常に名曲です。
「海にうつる月をすくい君は
ななめのまま ゆるやかなまま 遠くのまま
不思議と笑ったまま」

マリンバも非常に柳原らしいキャッチーさがあってすぐ耳に残ります。

ラストの鐘の歌が実に物憂げにアルバムを締めくくってくれます。

これは日本の音楽史に残る名盤でしょう。



「都に春が来ればいつもさみしいこどもがいなくなる
 都に春が来ればいつもさみしいこどもが行方不明だ
 それはみんなさかな釣りに行っちゃったのだから
 さがさないで さがさないでよ」



ひるね
たま,石川浩司,滝本晃司,柳原幼一郎,知久寿焼
日本クラウン

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