メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

群青 愛が沈んだ海の色

2010年04月22日 | 映画
群青 愛が沈んだ海の色 を観た。

長澤まさみ主演の沖縄の離島を舞台にした悲しい恋愛映画です。

(お話)
沖縄の離島、南風原島で漁師をしている仲村龍二(佐々木蔵之介)。
病のためグランドピアノと共に島にやってきた由起子(田中美里)と恋に落ち結婚して涼子が産まれる。
しかし由起子は龍二と幼い涼子を残して死んでしまう。

同じ年に生まれた上原一也(良知真次)と比嘉大介(福士誠治)の3人は島で3人きりの子供だから幼い頃からずーっと3人一緒で、一緒に成長した。

やがて成長した彼女達は高校卒業と共に別々の道をゆくことになる。
島を離れる予定の涼子と大介、島で漁師になることを決めた一也。

送別会のような島の祭りの夜一也は涼子に告白し、二人は付き合うようになり涼子は一也と共に島に残ることにする。

大介もずっと涼子の事が好きだったがその気持ちをそっと隠したまま島を離れる。

龍二に涼子との結婚の許可を取りに来た一也だったが、まだ早いと断られ龍二に認められようとかつて龍二が由起子にしたように素潜りでサンゴを取りに行くが溺れ死んでしまう。

それ以降涼子は精神病になってしまい常にぼーっとしているだけの毎日を過ごす。

(評価)
映画は基本的に大介目線で語られます。
第一章、第二章・・・みたいな構成です。

大好きな長澤まさみと佐々木蔵之介が出ていて、大好きな沖縄離島系映画。
綺麗な海と南国の風景。
僕にとっての素材はバッチリなのだが、何故か終始物足りない映画でした。

これで完成ですか・・・?なんか調味料忘れてないっすかね?
って言いたくなるような映画でした。

材料は最高なのに料理が美味しくないってことはきっと料理人に問題があるのでしょう。

展開も簡単に読めますし、これと言って盛り上がりもなく感動も無くでした。
長澤まさみももっと可愛く撮って欲しかったです。

非常に勿体無い感を感じさせられる結果でした。

そんなわけで5点です。

長澤まさみが主演なのでプラスですけどやはり物足りなかったです。

(ネタバレ)
島に帰って来た大介は龍二と一緒に涼子を励ますが涼子はぼーっと過ごすのみ。
しかし大介のおかげで徐々に良くなる傾向はあった。

大介は涼子が病気と知りながら涼子を抱こうとした自分を責める。
一也が死んだ報告を受けた時、涼子と一緒になれるかもしれないと期待した自分を責める。

そして涼子の為にサンゴを取りに行き行方不明になる。

一也に続いて大介までと責任を感じた龍二は島の人達にお願いして必死に探す。

その間涼子は母の幻と出会い、母が自分の為に作った曲を聞く(弾く)。

龍二が海の真ん中で溺れていた大介を助ける。
大介は同じように一也の幻と会う。

そして無事に帰った大介は一也に会った、一也に言われた言葉を伝える。
「あまり自分を責めるな」
と涼子に伝える。



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