タリーと私の秘密の時間
を観ました。
もうすぐ3人目の子供が生まれるマーロ(シャーリーズ・セロン)は、大忙しの毎日を送っている。娘のサラ(リア・フランクランド)は手がかからないが、息子のジョナ(アッシャー・マイルズ・フォーリカ)は情緒が不安定だ。今日も姉弟が通う小学校の校長に呼び出され、ジョナをサポートする専属教師を自分で雇ってほしいと言われてしまう。夫のドリュー(ロン・リヴィングストン)は優しいが、家事も育児も妻に任せっきりで、マーロもそれが当たり前だと思っていた。
ある日、事業で成功して贅沢な暮らしを送るマーロの兄のクレイグ(マーク・デュプラス)が、出産祝いに夜専門のベビーシッターを手配してくれると言う。見知らぬ人に赤ん坊を預けることに抵抗と罪悪感のあるマーロは断るが、クレイグは妹に強引にシッターの電話番号を渡すのだった。
無事に女の子を出産したマーロだが、家事は膨大に増えていた。さらに、再び校長に呼び出され、ジョナには違う学校へ行ってもらうと言われ、遂に感情が爆発し、校長を怒鳴りつけてしまう。
帰宅したマーロは、もはや限界と夜間のベビーシッターを頼む。22時半に現れたタリー(マッケンジー・デイヴィス)と名乗る若い女性を見て、唖然とするマーロ。おへその見えるTシャツにジーンズのファッション、いきなりタメグチのイマドキの女の子だったのだ。だが、戸惑うマーロにタリーは、「私を頼って」と自信たっぷりに宣言し、2階でゆっくり眠るようにと促すのだった。
翌朝、目覚めると、タリーの姿はすでになく、代わりに8年間全く掃除していなかった1階のリビングとキッチンが、ピカピカになっていた。マーロは夫に、「彼女は何もかも完璧。なんだか、世界が明るくなった」と、久しぶりに晴れ晴れとした顔で微笑むのだった。
それからというもの、タリーは“完璧”を更新し続ける。さらに、「人生の全部をケアしなきゃ」と、昔話や愚痴を聞いてくれ、悩みごとの相談にまで乗ってくれ、いつしか二人は友情を結んでゆく。
だが、タリーは何があっても夜明け前に姿を消し、昼間は何をしているかなど、自分のことは一切語らないのだった――。
ジェイソン・ライトマン監督作品です。
調べると同じくシャーリズ・セロン主演で自分がとても印象的に残して好みのヤング≒アダルトの監督ですね。
監督を知らずに観ていましたが、雰囲気がヤング≒アダルトに似てるなーと思いました。
ちょっと歳を重ねた女性のリアルな切なさや問題を容赦なく描きます。
子育てに苦しみちょっとノイローゼ気味に披露してヒステリックになっている女性が主人公です。
次男がちょっと精神的な病気を持っていて情緒不安定でとっても手がかかるのが最大の要因でした。
その中で新たに子供が生まれて、夜泣きや母乳をあげたりしながら子供を育て。
BGMベースですごいハイテンポで日常の大変さを描きます。
子育て経験が無い自分が観ても、わかるわー、って言いたくなるくらいの辛辣な描写。
おそらく子育て経験があるお母さんがたにはめちゃくちゃ伝わると思います。
子育てがどれだけ大変か、を世に知らしめる作品だと思います。
絶望的な暮らしの中で夜間ベビーシッターがやってきてから徐々に主人公のマーロが元気になっていきます。
そのベビーシッターの些細なケアの仕方が実に良い塩梅で素晴らしかったです。
極端にすごいことをするわけでもなく、何か事件が起きたり解決したりするわけでもなく。
女性の心を元気にするかすかなスパイスを実に上質に描いていました。
そしてこの手の映画にしては珍しくどんでん返しがあってびっくりしました。
正直このどんでん返しのパターンは一昔前のあるあるで今更使うのは勇気いる感じですが。
それでもこの優しいテイストのヒューマンドラマでこの設定を入れているのは斬新に思いました。
シャーリズ・セロンの役作りは相変わらず心配になるほどです。
ハリウッド史でも相当上位に来る美女でありながらめちゃくちゃ荒んだ役もやりますからね。
今作も疲れ果てたお母さんの雰囲気抜群でした。
とにかくめちゃくちゃ太ってました、美しいシャーリズ・セロンが大好きなのでちょっと複雑でしたが。
母乳事情とかもかなり赤裸々で大変そうでした。
人間も搾乳しないといけないのですね、勉強になりました。
ベビーシッター役のマッケンジー・デイヴィスが素晴らしかったですね。
今までも何度か見かけてきましたが相当欧米的な美しさがあってかなり好きでした。
スタイルもルックスも、ベビーシッター先での自由なふるまいの雰囲気も、どれもいい感じでした。
今後チェックして追いかけたい女優さんですね。
予告編の雰囲気そのままの素敵な映画でした。
その点で予告編のクオリティは良いのだと思います。
そんなわけで7点。
を観ました。
もうすぐ3人目の子供が生まれるマーロ(シャーリーズ・セロン)は、大忙しの毎日を送っている。娘のサラ(リア・フランクランド)は手がかからないが、息子のジョナ(アッシャー・マイルズ・フォーリカ)は情緒が不安定だ。今日も姉弟が通う小学校の校長に呼び出され、ジョナをサポートする専属教師を自分で雇ってほしいと言われてしまう。夫のドリュー(ロン・リヴィングストン)は優しいが、家事も育児も妻に任せっきりで、マーロもそれが当たり前だと思っていた。
ある日、事業で成功して贅沢な暮らしを送るマーロの兄のクレイグ(マーク・デュプラス)が、出産祝いに夜専門のベビーシッターを手配してくれると言う。見知らぬ人に赤ん坊を預けることに抵抗と罪悪感のあるマーロは断るが、クレイグは妹に強引にシッターの電話番号を渡すのだった。
無事に女の子を出産したマーロだが、家事は膨大に増えていた。さらに、再び校長に呼び出され、ジョナには違う学校へ行ってもらうと言われ、遂に感情が爆発し、校長を怒鳴りつけてしまう。
帰宅したマーロは、もはや限界と夜間のベビーシッターを頼む。22時半に現れたタリー(マッケンジー・デイヴィス)と名乗る若い女性を見て、唖然とするマーロ。おへその見えるTシャツにジーンズのファッション、いきなりタメグチのイマドキの女の子だったのだ。だが、戸惑うマーロにタリーは、「私を頼って」と自信たっぷりに宣言し、2階でゆっくり眠るようにと促すのだった。
翌朝、目覚めると、タリーの姿はすでになく、代わりに8年間全く掃除していなかった1階のリビングとキッチンが、ピカピカになっていた。マーロは夫に、「彼女は何もかも完璧。なんだか、世界が明るくなった」と、久しぶりに晴れ晴れとした顔で微笑むのだった。
それからというもの、タリーは“完璧”を更新し続ける。さらに、「人生の全部をケアしなきゃ」と、昔話や愚痴を聞いてくれ、悩みごとの相談にまで乗ってくれ、いつしか二人は友情を結んでゆく。
だが、タリーは何があっても夜明け前に姿を消し、昼間は何をしているかなど、自分のことは一切語らないのだった――。
ジェイソン・ライトマン監督作品です。
調べると同じくシャーリズ・セロン主演で自分がとても印象的に残して好みのヤング≒アダルトの監督ですね。
監督を知らずに観ていましたが、雰囲気がヤング≒アダルトに似てるなーと思いました。
ちょっと歳を重ねた女性のリアルな切なさや問題を容赦なく描きます。
子育てに苦しみちょっとノイローゼ気味に披露してヒステリックになっている女性が主人公です。
次男がちょっと精神的な病気を持っていて情緒不安定でとっても手がかかるのが最大の要因でした。
その中で新たに子供が生まれて、夜泣きや母乳をあげたりしながら子供を育て。
BGMベースですごいハイテンポで日常の大変さを描きます。
子育て経験が無い自分が観ても、わかるわー、って言いたくなるくらいの辛辣な描写。
おそらく子育て経験があるお母さんがたにはめちゃくちゃ伝わると思います。
子育てがどれだけ大変か、を世に知らしめる作品だと思います。
絶望的な暮らしの中で夜間ベビーシッターがやってきてから徐々に主人公のマーロが元気になっていきます。
そのベビーシッターの些細なケアの仕方が実に良い塩梅で素晴らしかったです。
極端にすごいことをするわけでもなく、何か事件が起きたり解決したりするわけでもなく。
女性の心を元気にするかすかなスパイスを実に上質に描いていました。
そしてこの手の映画にしては珍しくどんでん返しがあってびっくりしました。
正直このどんでん返しのパターンは一昔前のあるあるで今更使うのは勇気いる感じですが。
それでもこの優しいテイストのヒューマンドラマでこの設定を入れているのは斬新に思いました。
シャーリズ・セロンの役作りは相変わらず心配になるほどです。
ハリウッド史でも相当上位に来る美女でありながらめちゃくちゃ荒んだ役もやりますからね。
今作も疲れ果てたお母さんの雰囲気抜群でした。
とにかくめちゃくちゃ太ってました、美しいシャーリズ・セロンが大好きなのでちょっと複雑でしたが。
母乳事情とかもかなり赤裸々で大変そうでした。
人間も搾乳しないといけないのですね、勉強になりました。
ベビーシッター役のマッケンジー・デイヴィスが素晴らしかったですね。
今までも何度か見かけてきましたが相当欧米的な美しさがあってかなり好きでした。
スタイルもルックスも、ベビーシッター先での自由なふるまいの雰囲気も、どれもいい感じでした。
今後チェックして追いかけたい女優さんですね。
予告編の雰囲気そのままの素敵な映画でした。
その点で予告編のクオリティは良いのだと思います。
そんなわけで7点。
