満開の桜の見頃は休日で言ったら今日が最後というので、
友達との約束をずらしてまで桜の写真を撮りに出かける。
朝から近所のじゅんさい池に向かう。
あまり桜は多く無いのでしっとりと春の散歩を楽しむ穏やかな空間でした。
里見公園に行くと、多くの花見客で溢れ、
無数のブルーシートの上で無数の宴が行われ、
皆が楽しそうに春の陽気を満喫していました。
僕は一人孤独を噛み締めながらヘッドホンでスティービー・ワンダーなんかを聴いていました。
思えば去年もこんなことしていたな・・・なんて。
真間山弘法寺に行くと主に年配客で溢れていました。
太鼓の出し物なんかやっててローカルでほのぼのでした。
文学の道など何処を歩いても人が沢山でした。
春になると、巣穴から這い出すアリのように
人間も外にあふれて
日頃の風景を塗り替えてしまう
桜が咲き誇って
春のチャイムを鳴らすのです
無数の笑顔あふれる桜の周りでは
僕だけが死のことを考えていました
青い春、温かい風、咲き誇る花、木々の緑
大好きなんだけど
あまり何時までも生命力を見せられると
その土俵の上では打ちのめされてしまうので
なんだか後ろめたい気持ちが芽生え
死のことしか考えられなくなってしまうのです
刹那の満開が背中を押す
少し汗ばむシャツ
思い出になりそうな春の日差し。
友達との約束をずらしてまで桜の写真を撮りに出かける。
朝から近所のじゅんさい池に向かう。
あまり桜は多く無いのでしっとりと春の散歩を楽しむ穏やかな空間でした。
里見公園に行くと、多くの花見客で溢れ、
無数のブルーシートの上で無数の宴が行われ、
皆が楽しそうに春の陽気を満喫していました。
僕は一人孤独を噛み締めながらヘッドホンでスティービー・ワンダーなんかを聴いていました。
思えば去年もこんなことしていたな・・・なんて。
真間山弘法寺に行くと主に年配客で溢れていました。
太鼓の出し物なんかやっててローカルでほのぼのでした。
文学の道など何処を歩いても人が沢山でした。
春になると、巣穴から這い出すアリのように
人間も外にあふれて
日頃の風景を塗り替えてしまう
桜が咲き誇って
春のチャイムを鳴らすのです
無数の笑顔あふれる桜の周りでは
僕だけが死のことを考えていました
青い春、温かい風、咲き誇る花、木々の緑
大好きなんだけど
あまり何時までも生命力を見せられると
その土俵の上では打ちのめされてしまうので
なんだか後ろめたい気持ちが芽生え
死のことしか考えられなくなってしまうのです
刹那の満開が背中を押す
少し汗ばむシャツ
思い出になりそうな春の日差し。