コンフィデンスマンJP
を観ました。
華麗に大胆に人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)、ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐。
次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ。
彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、3人は香港へ。
ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。
そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。
騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!?
田中亮監督です。
主にドラマの演出家で今作のドラマ版もやってて今作で長編映画デビューのようです。
ドラマと同じ監督なのでその辺は妥当で良いと思います。
監督以上に存在感強い脚本は古沢良太です。
古沢良太作品はなんだかんだでどれも面白い気がします。
稀に外れ判定な作品もありますが、大半が面白いです。
とかくトリックで仕掛けがある系の作品は秀逸ですね。
その最たるものがコンフィデンスマンJPだと思います。
なかなか人気のドラマだっと思いますが、自分も結構好きでした。
長澤まさみの当たり役は多くあると思いますが、都市伝説の女と今作はぱっと思い浮かぶ当たり役ですね。
序盤からハイテンポ&ハイテンションでコメディコメディしてて素晴らしすぎるつかみでした。
こういう冒頭から一気に掴んでいく作品は非常に好きですね。
冒頭からかなりの勢いで笑わせてくれてそのままドラマ同様にオープニングに入っていきます。
あの早口気味に視聴者に語りかけるスタイルも劇場で見ると更にテンション上がりました。
今作は舞台が香港で人気ドラマの映画化らしい予算のかけ方で良いと思います。
ストーリは大タミックに大胆で失敗だらけ、でも裏をかきまくりという。
正直、木更津キャッツアイ信者の自分にはそれなのですが。
観てるとどこから巻き戻すかな?多分あそこからかな?って疑いですが。
ドラマを見ていた人にはもう疑いの目で見るしかなく、しかも基本的には毎回根本から覆してくるので。
これはどこからが騙しなんだろう?という楽しみがありました。
そんなわけでかなり脳内忙しい状態で見ることになりました。
とにかくボリューム感満点なので自分の予想が当たった部分もあれば外れた部分もあります。
これだけ疑いながら観ていた自分でも騙されるのでみんな素直に騙されるべきだと思いますね。
もしもドラマを見ていない人でしたら何も疑わずに素直な気持ちで見ていただきたいですね。
騙される喜びを味わうべきでしょう。
中盤のシリアスシーンがちょっと長くてもう少し尺を減らしていただきたかったかもですね。
とにかく冒頭からテンポ感凄いのでよりスロー感が強かったです。
騙しのためにわざとシリアスな本格的なラブロマンスゾーンを作りたかったのはわかりますが。
騙しの映画ってことはわかっているのでスピード感はもっと強めに出しても良い気がしました。
色々無理やり感がありますが、通常のドラマならば萎える要素でもこのぶっ飛んだ作品だと全然ありになるので良いですね。
コメディとかロマンスとかちょっとギャング的な要素とか、このテイストだとこれくらいのクオリティで許されますね。
案の定のネタばらしはとことんでなかなか痛快でした。
とにかく騙している要素が圧倒的に多いのでネタばらしが多いのでここのテンポ感は結構重要だと思います。
それを十分過ぎる程に痛快にこなしていました。
主演の長澤まさみはドラマの時と変わらずのぶっ飛びハイテンションキャラ。
劇場で見たせいかより面白くぶっ飛んで見えました。
シリアスからスーパーコメディまで一作品の中で表現していますが問答無用で流石ですね。
昔から本当に大好きなのですが変わらず大好きでいさせてくれていることがうれしいです。
東出昌大がドラマ版より結構垢抜けていて純粋さが若干減った気がしました。
小日向文世は変わらずずっと余裕な感じがあって良いです。
そしてこのドラマから映画の間に一気にブレイクした小手伸也がいつの間にかなかなかの存在感でした。
当時は得体の知れない俳優でしたが今や楽しみで面白い俳優ですね。
怖いけど間抜けな江口洋介が見れるのも今作くらいでしょう。
ドラマの時のラスボスがそのまま映画版でも出ているのは良いですね。
映画版の目玉新キャラとして三浦春馬がいましたが三浦春馬らしいキャラで良かったです。
悪どくて敵か味方かなキャラクターですが良い存在感でした。
同じく新キャラの竹内結子は相変わらず演技上手くて美人で素晴らしいです。
今密かにかなりノッている女優さんだと思います。
長澤まさみ一派の新メンバーとして織田梨沙が加わっていました。
徹底した3人組+小手伸也でやってたのにここに新メンバーが入るってすごい快挙だと思います。
空気感壊さずに見事な新メンバーっぷりでした。
この子今後ブレイクしていく予感もありますね。
ルックスもなかなか良いです。
出番少なめですがなかなか重要なキャラを前田敦子がやっていました。
役にこだわらなくなってきて最近評価は上がりつつあります。
佐津川愛美がらしい役でしたが男好きする良い雰囲気ですね。
娯楽映画として結構高評価です、素直に面白いと思います。
これは定期的に観たいので是非続けて欲しいですね。
そんなわけで8点。
を観ました。
華麗に大胆に人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)、ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐。
次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ。
彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、3人は香港へ。
ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。
そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。
騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!?
田中亮監督です。
主にドラマの演出家で今作のドラマ版もやってて今作で長編映画デビューのようです。
ドラマと同じ監督なのでその辺は妥当で良いと思います。
監督以上に存在感強い脚本は古沢良太です。
古沢良太作品はなんだかんだでどれも面白い気がします。
稀に外れ判定な作品もありますが、大半が面白いです。
とかくトリックで仕掛けがある系の作品は秀逸ですね。
その最たるものがコンフィデンスマンJPだと思います。
なかなか人気のドラマだっと思いますが、自分も結構好きでした。
長澤まさみの当たり役は多くあると思いますが、都市伝説の女と今作はぱっと思い浮かぶ当たり役ですね。
序盤からハイテンポ&ハイテンションでコメディコメディしてて素晴らしすぎるつかみでした。
こういう冒頭から一気に掴んでいく作品は非常に好きですね。
冒頭からかなりの勢いで笑わせてくれてそのままドラマ同様にオープニングに入っていきます。
あの早口気味に視聴者に語りかけるスタイルも劇場で見ると更にテンション上がりました。
今作は舞台が香港で人気ドラマの映画化らしい予算のかけ方で良いと思います。
ストーリは大タミックに大胆で失敗だらけ、でも裏をかきまくりという。
正直、木更津キャッツアイ信者の自分にはそれなのですが。
観てるとどこから巻き戻すかな?多分あそこからかな?って疑いですが。
ドラマを見ていた人にはもう疑いの目で見るしかなく、しかも基本的には毎回根本から覆してくるので。
これはどこからが騙しなんだろう?という楽しみがありました。
そんなわけでかなり脳内忙しい状態で見ることになりました。
とにかくボリューム感満点なので自分の予想が当たった部分もあれば外れた部分もあります。
これだけ疑いながら観ていた自分でも騙されるのでみんな素直に騙されるべきだと思いますね。
もしもドラマを見ていない人でしたら何も疑わずに素直な気持ちで見ていただきたいですね。
騙される喜びを味わうべきでしょう。
中盤のシリアスシーンがちょっと長くてもう少し尺を減らしていただきたかったかもですね。
とにかく冒頭からテンポ感凄いのでよりスロー感が強かったです。
騙しのためにわざとシリアスな本格的なラブロマンスゾーンを作りたかったのはわかりますが。
騙しの映画ってことはわかっているのでスピード感はもっと強めに出しても良い気がしました。
色々無理やり感がありますが、通常のドラマならば萎える要素でもこのぶっ飛んだ作品だと全然ありになるので良いですね。
コメディとかロマンスとかちょっとギャング的な要素とか、このテイストだとこれくらいのクオリティで許されますね。
案の定のネタばらしはとことんでなかなか痛快でした。
とにかく騙している要素が圧倒的に多いのでネタばらしが多いのでここのテンポ感は結構重要だと思います。
それを十分過ぎる程に痛快にこなしていました。
主演の長澤まさみはドラマの時と変わらずのぶっ飛びハイテンションキャラ。
劇場で見たせいかより面白くぶっ飛んで見えました。
シリアスからスーパーコメディまで一作品の中で表現していますが問答無用で流石ですね。
昔から本当に大好きなのですが変わらず大好きでいさせてくれていることがうれしいです。
東出昌大がドラマ版より結構垢抜けていて純粋さが若干減った気がしました。
小日向文世は変わらずずっと余裕な感じがあって良いです。
そしてこのドラマから映画の間に一気にブレイクした小手伸也がいつの間にかなかなかの存在感でした。
当時は得体の知れない俳優でしたが今や楽しみで面白い俳優ですね。
怖いけど間抜けな江口洋介が見れるのも今作くらいでしょう。
ドラマの時のラスボスがそのまま映画版でも出ているのは良いですね。
映画版の目玉新キャラとして三浦春馬がいましたが三浦春馬らしいキャラで良かったです。
悪どくて敵か味方かなキャラクターですが良い存在感でした。
同じく新キャラの竹内結子は相変わらず演技上手くて美人で素晴らしいです。
今密かにかなりノッている女優さんだと思います。
長澤まさみ一派の新メンバーとして織田梨沙が加わっていました。
徹底した3人組+小手伸也でやってたのにここに新メンバーが入るってすごい快挙だと思います。
空気感壊さずに見事な新メンバーっぷりでした。
この子今後ブレイクしていく予感もありますね。
ルックスもなかなか良いです。
出番少なめですがなかなか重要なキャラを前田敦子がやっていました。
役にこだわらなくなってきて最近評価は上がりつつあります。
佐津川愛美がらしい役でしたが男好きする良い雰囲気ですね。
娯楽映画として結構高評価です、素直に面白いと思います。
これは定期的に観たいので是非続けて欲しいですね。
そんなわけで8点。