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うちの執事が言うことには

2019年05月20日 | 映画
うちの執事が言うことには
を観ました。


日本が誇る名門・烏丸家の27代当主となった花穎(永瀬)は、頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。
突然、引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越)は行方がわからないまま、花穎が留学先から戻ると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田)ではなく、仏頂面の新執事・衣更月蒼馬(清原)だった。
不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。
そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、事件に巻き込まれる。
親しげに近づいてくる大学生にして企業家の赤目刻弥(神宮寺)とは何者なのか?
さらには、烏丸家のまわりで、次々と起こる不可解な出来事・・・
未熟ながらも当主として「烏丸家を守りたい」と決意する花穎だったが、ある誤解から執事・衣更月にも不信感を抱き…。


久万真路監督です。
はじめましてな監督さんですが、意外と自分が好きなドラマに携わっていました。

最新の今旬なメインキャストでしょうか。
またはこれから来そうなブレイク前夜の作品の雰囲気もあります。
タイトルや企画からはまったく食欲をそそられませんがとりあえず観てみました。

ジャニーズ推しな、もう少しアイドルっぽい陽気な作品を想像していましたが、意外と静かな作品です。

非常に優秀な執事と彼と衝突する若い当主。
お互い級に執事になり当主になったのでその関係性を作るまでの物語って感じです。

彼らを重しめようとする何人かの人々。
それにまんまと振り回されてしまう主人公。

誰かが主人公と執事を貶めようとしていますが、正直登場人物が少ないので容疑者はすぐに絞られます。
裏切りがあるかな?と思いましたが流石に無かったです。
後半はいくつか起きる事件から誰かが我々を貶めようとしている、を執事が推理して解明していくミステリー調です。

トリックは弱く、容疑者は非常に少なく、というかほぼ一人。
ただ動機だけがちょっと複雑で奥深かったです。

基本的には良い人しか出てこないので、犯人もこじらせただけで悪人ではないので。
嫌な気分にはならないですかね。
全体通してほっこりな作品です。

主演の当主役は永瀬廉です。
King&Princeの子ですね、最近ちょいちょい見かけます。
連ドラではワイルドでワルっぽい役をやっていましたが、今作ではどちらかと言うとナヨナヨ系です。
基本的にジャニーズの若手の俳優業は歴代苦手なことが多いです。
この子もどちらかと言うといまいちですが、中ではマシな方だとは思います。

執事役は清原翔です。
朝ドラで急上昇中ですがかっこいいしスタイルいいし雰囲気あるし良いですね。
かなり将来有望な気がします。
ポスト綾野剛くらいにはなりそうです、後々連ドラで主演してそうです。

神宮寺勇太は主人公の友人になるやり手の役でした。
この子もKing&Princeなのですね、おそらく始めて認識しました。
まあまだアイドルが演技してみました、って次元でしょうか。

優希美青と神尾楓珠がハウスキーパー役でした。
優希美青は結構かわいいし演技もなかなかだし今後順調に売れていく予感があります。
神尾楓珠は最近結構見かけますが印象的で結構良い役者だと思います。

村上淳、原日出子、奥田瑛二、吹越満などの贅沢な脇役も出ていました。

思ったよりはちゃんとした映画でした。
期待値が高くなかった分悪くなかったです。


そんなわけで4点。

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