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俺アカデミー賞 2017

2018年02月14日 | 映画
今年もついつい遅くなりましたが、俺アカデミー賞。
世界一権威のある映画賞だと思っています。
ここで発表しだしてからは多分記念すべき10年目、歴史は重なります。

2017年は鑑賞本数が珍しく前年割れしましたが、劇場鑑賞は223本でした。
もうラジオか生配信等で語って行きたいですね。

2017年も非常に多くの名画と出会ったので選ぶのは非常に難しいです。
ランキング同様絞込は困難ですね。



作品賞
モアナと伝説の海


・個人的にはもっと社会現象になるべき映画だと思いました。
近年のディズニーは映画を監督の作品とせず、プロジェクトとして作品を作る方法論の成功例を作っていて素晴らしいと思います。
極度にシェイプアップされたストーリーと描写、疾走感溢れる盛り上がり感。
4回観ましたが、今現在も全然観たいと思っています。



最優秀監督賞
マーティン・スコセッシ(沈黙 サイレンス)


・ハリウッドの大巨匠が日本の原作を日本舞台で日本人キャストでこのクオリティです。
外人監督が雑に間違った日本を描写するわけでもなく、且つ日本人監督がニッチな世界観に陶酔しているわけでもなく。
外人監督がちゃんと日本を勉強して撮ったというのが伝わる、そのポジションの人だから撮れた映画だと思いました。



最優秀主演男優賞
ライアン・ゴズリング(ラ・ラ・ランド、ブレードランナー2049、ナイスガイズ!)


・今までのルールをちょっと初めて変えてみましたが、合わせ一本な感じで合わせ最優秀にしてみました。
とにかく2017はライアン・ゴズリングの年だったなという印象が強く。
アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバーも同じ理由でかなりいい線は来ていたのですが。
仲代達矢(海辺のリア)もかなり印象強かったですが。
あまりに大きな企画、プレッシャーのかかる役を見事にクリアし続けたライアン・ゴズリングは素晴らしかったと思います。



最優秀主演女優賞
浜辺美波(君の膵臓をたべたい)


・かなり迷いましたが、観た後に一番後引いた女優さんということで。
今年、自分の中での序列が非常に上がった女優さんということで浜辺美波にしました。
この儚さ、本気で好きな女性を失った様な強烈な印象がありました。
コレは過去に長澤まさみ(世界の中心で、愛をさけぶ)、上野樹里(虹の女神)くらいのインパクトがありました。
因みに次点はジェシカ・チャステイン(女神の見えざる手)でした。


最優秀助演男優賞
役所広司(三度目の殺人)


・久々に怪しい役所広司が見れて嬉しかったですね。
こんなに惹き込まれる演技はそうそう他では見れないです。
関ヶ原での助演も素晴らしかったし役所広司にしてみました。



最優秀助演女優賞
清野菜名(パーフェクト・レボリューション)


・主演っぽいですけど、一応助演で。
プッツン女の子を説得力あるように見せるのって本当に難しいお題だと思いますが見事にクリアしていました。
元々大好きな女優さんですが、自分の中での序列は更に上がりました。
劇中で彼女の言うセリフはどれもコレも響いて、魂の栄養になりました。



長編ドキュメンタリー賞
不都合な真実2 放置された地球


・もちろん不都合な真実の続編ですが、まさしく今を反映した映画。
賛成反対はさておき、地球人は観ておくべき映画でしょう。



録音賞
シング


・吹替版、字幕版両方観ましたが、歌を売りにした映画でありながらその遜色の無さにあっぱれでした。
吹き替えの歌にしてもこんなにクオリティが落ちない事が可能なのか?と驚きました。
そもそも映画も、劇中歌も非常にアゲアゲで素晴らしかったです。



美術賞
ゴッホ~最期の手紙~


・映画の歴史を変えたと思えたくらいアーティスティックな作品でした。
油絵好きということもあり、観てる間ずっと気持ち良かったですね。



以下、今年から設立したオリジナルな賞です。
作品選びの参考になれば。


号泣映画賞
君の膵臓をたべたい


・一番泣いたかな?って映画です。
2回観に行きましたが、2回目は先回りで泣いてしまうくらいの号泣でした。


恐怖ホラー映画賞
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。


・ほっこりシーンも多いですが、恐怖シーンの怖さは相当でした。
失禁寸前の怖さだったので劇場で観なければ意味ない映画と思いました。


超絶アクション映画賞
キング・アーサー


・ガイ・リッチーだけあってめっちゃ映像クオリティ凄いです。
相変わらず新しい要素の発明が凄いです。


今年の戦争映画賞
ダンケルク


・戦争映画の新たな局面を提示した映画です。
クリストファー・ノーラン恐るべし。



キャスティング賞
帝一の國


・今年のこのキャスティングをこの内容で実現したのは非常に価値があるでしょう。
菅田将暉、永野芽郁、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大
ジャニーズ感、LDH感無しでコレは今旬のオールスターと言えるでしょう。



こんな感じになりましたが。
大量に観た映画を振り返る時間もとても大事だなと思える毎度の気持ちです。

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