今日もテラスでのケーキバイキングからスタート。
気合を入れて市内の観光名所を早足で巡る。
そして天気も良かったしかなりの勇気を使ってカプリ島行きの船のチケットを買える場所を探す。
チケットカウンターのおっさんはむっさ無愛想で無説明で値段とか仕組みとかさっぱり分からないが、
CAPRIって文字が見えたから値段もわからず勢いでチケットを買う。
なんだか凄い達成感。
そして水上バス的な船の出港を待つ間、港のカフェでマルゲリータを食す。
ホント海外旅行未経験な僕には毎日が不安の連続で全然眠れないし、勇気も体力も非常に使う。
漠然と地中海で船に乗ってみたいという願望があった。
それは子供みたいな純真な願望だった。
がどうせ無理だろうと思ってたが遂にそれも果たした。
行ったらちゃんと戻ってこれるのか?という不安は相変わらず大きいがもうとりあえず船に乗れたということだけで良しとした。
純粋にウキウキしたし何故か泣きそうなほどに達成感を感じた。
波の静かな地中海を水上バスは颯爽と行く。
水面に反射する太陽を見て期待通り子供のような心持ちになっていた。
到着したカプリ島はやはりジョジョの奇妙な冒険大好きっ子にはたまらない舞台だが、とても良い感じのリゾート感があった。
いかにもリゾートの島と言った感じの港に並ぶ店、開放的なオープンテラスなレストラン、斜面に並び立つ可愛い住宅街。
なんといっても青の洞窟がメインだが入れる確率はあまり高くない。
案の定こんな波の静かな日でも入れなかった。
舟でクルージングの営業をしてる人がチラホラ。
そこでとある老人のクルージングの営業を受けている日本人の若者が居た。
僕は看板を見たくて近づいて見るとお前もどうだ?的な事を言ってくる。
青の洞窟は入れないけどそれ以外をお安く巡って上げるから、と。
そこでその青年と相談する。
青年は「こんな日に青の洞窟入れなきゃいつ入れるんだ?今日なら行けると思って来たんですけど」
と残念がっていた。
僕はカプリ島までこれただけで満足だったので別に残念じゃなかったから全然構わなかった。
青年が値段交渉するので行きましょうというノリになったので二人でクルージングすることに。
多少一人旅なれした方で多分20台半ば、お医者さんだというのでこんな場所でも劣等感を感じる。
しかし好青年で僕より旅慣れしてるし何より久々に日本語を喋れたことが嬉しくて沢山話し込んでしまった。
その間は結構仲良く、今までの旅の感想などを言い合った。
その老人が連れてた犬は僕に激突しながら舟に乗り込んできて、その後も走る舟の上を縦横無尽だった。
犬好きの僕は美しい海の風景より懐っこい犬が可愛くてたまらなかった。
老人はちょっと強面だったがとても親切で下手な英語で一生懸命説明してくれて、沢山記念写真を撮ってくれた。
他の舟の営業の人より全然良心的な値段だったけど犬も可愛くてとても満足できる、この旅で初めて楽しんだ時間だった。
クルージングが終わりお医者さんとはお別れ。
一人旅には野暮なのでお互いの名前すら知らずにお別れ、コレが旅ってものね。
その後僕はカプリ島の丘の上を目指す。
非常に良い感じの道幅の狭い小路の登り坂や階段を登る。
家々も可愛らしくヨーロッパ人のセンスを感じる。
シーズンオフのせいか人も少なくて非常にほのぼのと歩くことが出来た。
そうして丘の上、教会がある広場から港や地中海の絶景を見渡す。
なんとも感動的な瞬間である。
引きこもり体質、日本ではコタツからもなかなか出なかった自分が今カプリ島の上で地中海の絶景を見渡している。
なんという冒険だろうか、人間行く気になれば何処へでも行ける。
本当に階段を一段一段登るように進んでいける。
そしてカプリ島に別れを告げる。
相変わらず喧騒感が凄い市街地を軽く観光して友人に聞いたダ・ミケーレと言うピザ屋さんを目指す。
ショートカットしながら探したので恐ろしい小道も沢山通ってしまった。
なんとも生きた心地のしない街。
そうしてダ・ミケーレに到着。
繁盛していて珍しい日本人観光客も見かけた。
僕はイタリア人のおばさん二人組と相席。
マルゲリータの一番小さい奴とコーラを注文。
壁にはジュリア・ロバーツの写真が貼ってあった。
恐らく「食べて、祈って、恋をして」のワンシーン。
この店がその映画の舞台だとは全く知らなかったけど旅に出る前に、イタリアに来る前に漠然とその映画のことを思い出していた。
別に面白い映画とは思わなかったけど、それなりの地位を持ってるもう若くない女性の自分探しの旅な映画に自分を重ね合わせるものがあったので何かこの店に来たことに運命的なものを感じた。
ピザは噂通り美味かった、そしてでかかった・・・。
二度とは来たくないナポリだが、ピザは安くて美味いということは確かである。
気合を入れて市内の観光名所を早足で巡る。
そして天気も良かったしかなりの勇気を使ってカプリ島行きの船のチケットを買える場所を探す。
チケットカウンターのおっさんはむっさ無愛想で無説明で値段とか仕組みとかさっぱり分からないが、
CAPRIって文字が見えたから値段もわからず勢いでチケットを買う。
なんだか凄い達成感。
そして水上バス的な船の出港を待つ間、港のカフェでマルゲリータを食す。
ホント海外旅行未経験な僕には毎日が不安の連続で全然眠れないし、勇気も体力も非常に使う。
漠然と地中海で船に乗ってみたいという願望があった。
それは子供みたいな純真な願望だった。
がどうせ無理だろうと思ってたが遂にそれも果たした。
行ったらちゃんと戻ってこれるのか?という不安は相変わらず大きいがもうとりあえず船に乗れたということだけで良しとした。
純粋にウキウキしたし何故か泣きそうなほどに達成感を感じた。
波の静かな地中海を水上バスは颯爽と行く。
水面に反射する太陽を見て期待通り子供のような心持ちになっていた。
到着したカプリ島はやはりジョジョの奇妙な冒険大好きっ子にはたまらない舞台だが、とても良い感じのリゾート感があった。
いかにもリゾートの島と言った感じの港に並ぶ店、開放的なオープンテラスなレストラン、斜面に並び立つ可愛い住宅街。
なんといっても青の洞窟がメインだが入れる確率はあまり高くない。
案の定こんな波の静かな日でも入れなかった。
舟でクルージングの営業をしてる人がチラホラ。
そこでとある老人のクルージングの営業を受けている日本人の若者が居た。
僕は看板を見たくて近づいて見るとお前もどうだ?的な事を言ってくる。
青の洞窟は入れないけどそれ以外をお安く巡って上げるから、と。
そこでその青年と相談する。
青年は「こんな日に青の洞窟入れなきゃいつ入れるんだ?今日なら行けると思って来たんですけど」
と残念がっていた。
僕はカプリ島までこれただけで満足だったので別に残念じゃなかったから全然構わなかった。
青年が値段交渉するので行きましょうというノリになったので二人でクルージングすることに。
多少一人旅なれした方で多分20台半ば、お医者さんだというのでこんな場所でも劣等感を感じる。
しかし好青年で僕より旅慣れしてるし何より久々に日本語を喋れたことが嬉しくて沢山話し込んでしまった。
その間は結構仲良く、今までの旅の感想などを言い合った。
その老人が連れてた犬は僕に激突しながら舟に乗り込んできて、その後も走る舟の上を縦横無尽だった。
犬好きの僕は美しい海の風景より懐っこい犬が可愛くてたまらなかった。
老人はちょっと強面だったがとても親切で下手な英語で一生懸命説明してくれて、沢山記念写真を撮ってくれた。
他の舟の営業の人より全然良心的な値段だったけど犬も可愛くてとても満足できる、この旅で初めて楽しんだ時間だった。
クルージングが終わりお医者さんとはお別れ。
一人旅には野暮なのでお互いの名前すら知らずにお別れ、コレが旅ってものね。
その後僕はカプリ島の丘の上を目指す。
非常に良い感じの道幅の狭い小路の登り坂や階段を登る。
家々も可愛らしくヨーロッパ人のセンスを感じる。
シーズンオフのせいか人も少なくて非常にほのぼのと歩くことが出来た。
そうして丘の上、教会がある広場から港や地中海の絶景を見渡す。
なんとも感動的な瞬間である。
引きこもり体質、日本ではコタツからもなかなか出なかった自分が今カプリ島の上で地中海の絶景を見渡している。
なんという冒険だろうか、人間行く気になれば何処へでも行ける。
本当に階段を一段一段登るように進んでいける。
そしてカプリ島に別れを告げる。
相変わらず喧騒感が凄い市街地を軽く観光して友人に聞いたダ・ミケーレと言うピザ屋さんを目指す。
ショートカットしながら探したので恐ろしい小道も沢山通ってしまった。
なんとも生きた心地のしない街。
そうしてダ・ミケーレに到着。
繁盛していて珍しい日本人観光客も見かけた。
僕はイタリア人のおばさん二人組と相席。
マルゲリータの一番小さい奴とコーラを注文。
壁にはジュリア・ロバーツの写真が貼ってあった。
恐らく「食べて、祈って、恋をして」のワンシーン。
この店がその映画の舞台だとは全く知らなかったけど旅に出る前に、イタリアに来る前に漠然とその映画のことを思い出していた。
別に面白い映画とは思わなかったけど、それなりの地位を持ってるもう若くない女性の自分探しの旅な映画に自分を重ね合わせるものがあったので何かこの店に来たことに運命的なものを感じた。
ピザは噂通り美味かった、そしてでかかった・・・。
二度とは来たくないナポリだが、ピザは安くて美味いということは確かである。