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ゴールデンスランバー を観た。
売れっ子の堺雅人主演の映画です。
やりすぎコージーのオーディション企画で合格したTKO木下がホントに出てました。
(お話)
青柳雅春(堺雅人)は仙台で宅配ドライバーをしている平凡な独身男。
2年前、強盗に襲われたアイドルを助け事によりちょっとした有名人になっていた。
学生時代の親友森田森吾(吉岡秀隆)に呼び出され車に乗る。
その車の後ろの通りでは首相の凱旋パレードが行われていた。
青柳は森田に睡眠薬を飲まされしばらく眠ってしまう。
目を覚ました後、森田は語りだす。
妻の借金のせいで変な人間から電話がありお前をここで眠らす様に頼まれた。
誰も信用するな、最近接触してきた人間は怪しい、お前はオズワルドにされる、と。
そして直後、首相の車の上でラジコンヘリが爆発し、首相は死ぬ。
(ネタバレ)
森田はこの車にも爆弾が仕掛けられてる、お前は逃げろ、惨めでも何でもいいから生きろ、とメッセージを送り青柳を逃がし爆発する。
青柳は警備にあたっていた警察に追われる。
そして数日前にネットカフェで接触してきた謎の女小梅(相武紗季)から電話があり、追われてるならウチに隠れろと言われ部屋に行く。
そこに小梅は首相暗殺に使われたのと同じラジコンヘリがある。
森田の言葉を思い出しすぐに部屋を出る。
入れ違いに警察がやってくる。
警察の佐々木(香川照之)は冷徹な男で手段を選ばない。
今度は大学時代の後輩小野一夫:カズ(劇団ひとり)の部屋へ行く。
その部屋でテレビを見てると何と既に自分が指名手配されていることが報道されている。
カズは誰かからの電話を受け、彼女が来るからファミレスで待っててくれと青柳に言う。
再び森田の言葉を思い出しファミレスに行く。
するとそこに警察が現れ銃撃されるが何とか逃げる。
カズに電話するとヤバイ奴らに捕まったから逃げろと言われる。
警察がカズの部屋から出たのを確認して助けに向かうが待ち伏せに遭い捕まる。
テレビでは青柳の身に覚えがない、ラジコンを買う映像やラジコンを操作する映像が流れる。
学生時代の恋人樋口晴子(竹内結子)は報道を観て驚く。
警察の車の中で自主しろと言われ、一瞬のスキに逃げようとするが失敗。
しかし何故か謎の男、指名手配中の通り魔キルオ(濱田岳)に助けられる。
キルオの隠れ家で飯をもらい休ませてもらい今後逃げるための幾つかの道具を渡される。
そして青柳本格的な逃亡生活が始まる。
運送会社の同僚の岩崎(渋川清彦)に助けてもらい閉鎖された街から出ようとするが包囲される。
しかし岩崎が助けギリギリ逃げる。
青柳、森田、樋口、カズの四人は学生時代に同じサークルに所属していた仲間。
四人で同じ花火師の下でバイトもしていた。
樋口は警察に暴行を受け入院中のカズの言葉を信じて彼の逃亡を助けようとする。
学生時代にラブホテル代りにしてた廃車に青柳が来ると信じてバッテリー交換をする。
青柳はその車で逃亡する。
キルオからあんたの偽物が居ると言う情報をもらい、偽物が居ると言う病院でキルオと落ち合う。
青柳の相手は国家レベルだと聞かされる。
しかしその情報は罠で先に到着したキルオが相手を殺していたもののキルオも銃で撃たれており死んでしまう。
病院のただの患者保土ヶ谷(柄本明)も青柳に関心を示し青柳にアドバイスをする。
青柳は保土ヶ谷のアドバイスに従いテレビ局のプロデューサー(木下隆行)に報道してくれと電話をして生中継の舞台を準備させる。
そして保土ヶ谷は青柳に下水道の仕組みを教え、地図も渡す。
保土ヶ谷と樋口達が青柳が出てくる予定のマンホールを軽いものと入れ替える。
作戦は見事成功し中継カメラの前に青柳は立つ。
全ての真相を話そうとしたが佐々木達によって強引に中止させられる。
そして狙撃される危機一髪の瞬間町中のマンホールから花火が上がる。
かつてバイトした花火師と樋口が仕掛けていたのだった。
警察が花火に驚いた瞬間に青柳は再びマンホールへと逃げるが気づいた佐々木に打たれる。
しかし森田に渡されたipodを胸に入れていた為助かる。
そして再び逃げる。
かつて助けたアイドルが迎に来て逃げる。
そしてその子に腕のイイ整形医師を紹介してもらい顔を変える。
偽物の青柳の水死体が発見され事件は終わる。
青柳は逃亡中助けてくれた人々にささやかにお礼をして回る。
顔が変わった青柳はデパートのエレベーターで樋口一家と遭遇する。
樋口はボタンの押し方のクセからそれが青柳だと気づく。
そして付き合ってたときは「よくできました」止まりだった青柳に「たいへんよくできました」のハンコを娘に押させる。
(評価)
なかなか秀逸なエンターテイメント作品でした。
冒頭の導入部の展開が早い、でもわかりやすい。
日本映画の定番、花火オチ(僕が勝手に作った言葉)でした。
要所要所のコメディ部分もそんなに悪くなかったです。
最後の最後は完全にハッピーエンドでは無いフワーッとした感じです。
正直わかりやすい展開で来ていたのでもっと明確に真犯人とかが痛い目みたら痛快だったなぁとか思いました。
でも狙い通り、余韻は確かに残ったので良しとしましょう。
堺雅人は主役が似合いますね。
何とも自然に入ってしまいます。
今回はお人好しで少々天然な感じの人物でした。
相変わらず泣き顔と笑い顔の区別がほとんど無いですね。
吉岡秀隆をあっさり死なせてしまうのが少々勿体無い気がしましたが、僅かな時間でもいい演技してました。
竹内結子が相変わらずお綺麗で良かったです。
キルオが謎すぎますが、こんなのアリ?って感じですがまあ許しましょう。
濱田岳君を連日で観ましたが役の幅が広がってますね。
イイ演技します、演技派です。
今後名脇役的に重宝されていく予感がします。
しかし学生時代の絆が大人になってからも続いてる感じは何かジーンとしてしまうのです。
大学で青春を謳歌していた自分と重なるのです。
学生時代周りからチヤホヤされたカップルの相手は今は別の人の妻で家庭を築いている。
そのシチュエーションが切ないです。
よくわかります。
堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとりの四人が回想シーンの学生役をやるのは流石に少々厳しかったです。
そんなわけで6点。
手頃に楽しめます。
きっと軽い期待して観れば、それには答えてくれると思います。
売れっ子の堺雅人主演の映画です。
やりすぎコージーのオーディション企画で合格したTKO木下がホントに出てました。
(お話)
青柳雅春(堺雅人)は仙台で宅配ドライバーをしている平凡な独身男。
2年前、強盗に襲われたアイドルを助け事によりちょっとした有名人になっていた。
学生時代の親友森田森吾(吉岡秀隆)に呼び出され車に乗る。
その車の後ろの通りでは首相の凱旋パレードが行われていた。
青柳は森田に睡眠薬を飲まされしばらく眠ってしまう。
目を覚ました後、森田は語りだす。
妻の借金のせいで変な人間から電話がありお前をここで眠らす様に頼まれた。
誰も信用するな、最近接触してきた人間は怪しい、お前はオズワルドにされる、と。
そして直後、首相の車の上でラジコンヘリが爆発し、首相は死ぬ。
(ネタバレ)
森田はこの車にも爆弾が仕掛けられてる、お前は逃げろ、惨めでも何でもいいから生きろ、とメッセージを送り青柳を逃がし爆発する。
青柳は警備にあたっていた警察に追われる。
そして数日前にネットカフェで接触してきた謎の女小梅(相武紗季)から電話があり、追われてるならウチに隠れろと言われ部屋に行く。
そこに小梅は首相暗殺に使われたのと同じラジコンヘリがある。
森田の言葉を思い出しすぐに部屋を出る。
入れ違いに警察がやってくる。
警察の佐々木(香川照之)は冷徹な男で手段を選ばない。
今度は大学時代の後輩小野一夫:カズ(劇団ひとり)の部屋へ行く。
その部屋でテレビを見てると何と既に自分が指名手配されていることが報道されている。
カズは誰かからの電話を受け、彼女が来るからファミレスで待っててくれと青柳に言う。
再び森田の言葉を思い出しファミレスに行く。
するとそこに警察が現れ銃撃されるが何とか逃げる。
カズに電話するとヤバイ奴らに捕まったから逃げろと言われる。
警察がカズの部屋から出たのを確認して助けに向かうが待ち伏せに遭い捕まる。
テレビでは青柳の身に覚えがない、ラジコンを買う映像やラジコンを操作する映像が流れる。
学生時代の恋人樋口晴子(竹内結子)は報道を観て驚く。
警察の車の中で自主しろと言われ、一瞬のスキに逃げようとするが失敗。
しかし何故か謎の男、指名手配中の通り魔キルオ(濱田岳)に助けられる。
キルオの隠れ家で飯をもらい休ませてもらい今後逃げるための幾つかの道具を渡される。
そして青柳本格的な逃亡生活が始まる。
運送会社の同僚の岩崎(渋川清彦)に助けてもらい閉鎖された街から出ようとするが包囲される。
しかし岩崎が助けギリギリ逃げる。
青柳、森田、樋口、カズの四人は学生時代に同じサークルに所属していた仲間。
四人で同じ花火師の下でバイトもしていた。
樋口は警察に暴行を受け入院中のカズの言葉を信じて彼の逃亡を助けようとする。
学生時代にラブホテル代りにしてた廃車に青柳が来ると信じてバッテリー交換をする。
青柳はその車で逃亡する。
キルオからあんたの偽物が居ると言う情報をもらい、偽物が居ると言う病院でキルオと落ち合う。
青柳の相手は国家レベルだと聞かされる。
しかしその情報は罠で先に到着したキルオが相手を殺していたもののキルオも銃で撃たれており死んでしまう。
病院のただの患者保土ヶ谷(柄本明)も青柳に関心を示し青柳にアドバイスをする。
青柳は保土ヶ谷のアドバイスに従いテレビ局のプロデューサー(木下隆行)に報道してくれと電話をして生中継の舞台を準備させる。
そして保土ヶ谷は青柳に下水道の仕組みを教え、地図も渡す。
保土ヶ谷と樋口達が青柳が出てくる予定のマンホールを軽いものと入れ替える。
作戦は見事成功し中継カメラの前に青柳は立つ。
全ての真相を話そうとしたが佐々木達によって強引に中止させられる。
そして狙撃される危機一髪の瞬間町中のマンホールから花火が上がる。
かつてバイトした花火師と樋口が仕掛けていたのだった。
警察が花火に驚いた瞬間に青柳は再びマンホールへと逃げるが気づいた佐々木に打たれる。
しかし森田に渡されたipodを胸に入れていた為助かる。
そして再び逃げる。
かつて助けたアイドルが迎に来て逃げる。
そしてその子に腕のイイ整形医師を紹介してもらい顔を変える。
偽物の青柳の水死体が発見され事件は終わる。
青柳は逃亡中助けてくれた人々にささやかにお礼をして回る。
顔が変わった青柳はデパートのエレベーターで樋口一家と遭遇する。
樋口はボタンの押し方のクセからそれが青柳だと気づく。
そして付き合ってたときは「よくできました」止まりだった青柳に「たいへんよくできました」のハンコを娘に押させる。
(評価)
なかなか秀逸なエンターテイメント作品でした。
冒頭の導入部の展開が早い、でもわかりやすい。
日本映画の定番、花火オチ(僕が勝手に作った言葉)でした。
要所要所のコメディ部分もそんなに悪くなかったです。
最後の最後は完全にハッピーエンドでは無いフワーッとした感じです。
正直わかりやすい展開で来ていたのでもっと明確に真犯人とかが痛い目みたら痛快だったなぁとか思いました。
でも狙い通り、余韻は確かに残ったので良しとしましょう。
堺雅人は主役が似合いますね。
何とも自然に入ってしまいます。
今回はお人好しで少々天然な感じの人物でした。
相変わらず泣き顔と笑い顔の区別がほとんど無いですね。
吉岡秀隆をあっさり死なせてしまうのが少々勿体無い気がしましたが、僅かな時間でもいい演技してました。
竹内結子が相変わらずお綺麗で良かったです。
キルオが謎すぎますが、こんなのアリ?って感じですがまあ許しましょう。
濱田岳君を連日で観ましたが役の幅が広がってますね。
イイ演技します、演技派です。
今後名脇役的に重宝されていく予感がします。
しかし学生時代の絆が大人になってからも続いてる感じは何かジーンとしてしまうのです。
大学で青春を謳歌していた自分と重なるのです。
学生時代周りからチヤホヤされたカップルの相手は今は別の人の妻で家庭を築いている。
そのシチュエーションが切ないです。
よくわかります。
堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとりの四人が回想シーンの学生役をやるのは流石に少々厳しかったです。
そんなわけで6点。
手頃に楽しめます。
きっと軽い期待して観れば、それには答えてくれると思います。
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