マジック・イン・ムーンライト を観た。
頭が固くて皮肉屋のイギリス人男性スタンリー(コリン・ファース)は、中国人に扮装し、華麗なイリュージョンで喝采を浴びる天才マジシャン。
そんなスタンリーが友人の依頼を受け、ある大富豪が入れあげているアメリカ人占い師ソフィ(エマ・ストーン)の真偽のほどを見抜くために、コート・ダジュールの豪邸へ乗り込んでいく。
ところが実際に対面したソフィは若く美しい女性で、スタンリーに"東洋のイメージが浮かぶ"などとあっと驚く透視能力を発揮。
この世に魔法や超能力なんか実在しないという人生観を根底からひっくり返されたスタンリーは、笑顔も抜群にチャーミングなソフィに魅了されてしまう。
しかし素直に想いを打ち明けられない2人の行く手には、大波乱が待っていた。
はたして悲観主義者のマジシャンと楽天主義者の占い師のもつれにもつれた恋を解きほぐす“魔法とトリック”は存在するのだろうか……!?
って話。
好みのウディ・アレン映画です。
もう何か独特のブランドを築き上げてますよね、ウディ・アレン。
最近はヨーロッパ舞台の映画ばかりですが、今回は1960年代の南仏が舞台でした。
自分も南仏は好きなのでそこは嬉しかったです。
霊能者を名乗る女を偏屈な天才マジシャンがインチキとして暴こうとする設定ですが、
かなり僕好みな物語です。
僕も偏屈でこのマジシャンと全く同じ意見です。
信じる信じないの次元じゃないので。
僕はこの世に神様も幽霊も霊能力も無いって事をシンプルに知ってるだけなのです。
僕もとことん追求して理詰めでインチキを暴く仕事をしたいです。
こういうの痛快で大好きなんですよ。
女優を美しく撮る特殊能力を持っているウディ・アレンですが、
あまり好みじゃ無いエマ・ストーンですらめっちゃ可愛く撮っていて流石でした。
女優さんへの愛を感じますね。
コリン・ファースのキャスティングも素晴らしかったです。
コレはなかなかの名演だったと思います。
なんとも生々しい男を描くの上手いですからね、ウディ・アレンは。
マジシャンの大好きなおばさんが結構名言を言うので素敵でした。
「この世は神様が作ったかもしれない、でもマジックが無ければ世界は回らないわ」
みたいなセリフが素敵でした。
大好きなおばさんが倒れてうっかり神様に祈ってしまうコリン・ファースは、
そんな状況でも我に返って祈りの無駄さをすぐに悟るのが良かったです。
「おばさんを救ったのは神様じゃない!優秀な医者だ!」
痛快ですねー。
決してスタイリッシュに描かない素敵なロマンス。
洒落っ気と人間の生々しさと、それでいて美しい愛を描けるウディ・アレン。
私生活は何かと問題ありますが、
天才的なクリエイターですね。
そんなわけで7点です。
いいペースで作品を作っていますね。
頭が固くて皮肉屋のイギリス人男性スタンリー(コリン・ファース)は、中国人に扮装し、華麗なイリュージョンで喝采を浴びる天才マジシャン。
そんなスタンリーが友人の依頼を受け、ある大富豪が入れあげているアメリカ人占い師ソフィ(エマ・ストーン)の真偽のほどを見抜くために、コート・ダジュールの豪邸へ乗り込んでいく。
ところが実際に対面したソフィは若く美しい女性で、スタンリーに"東洋のイメージが浮かぶ"などとあっと驚く透視能力を発揮。
この世に魔法や超能力なんか実在しないという人生観を根底からひっくり返されたスタンリーは、笑顔も抜群にチャーミングなソフィに魅了されてしまう。
しかし素直に想いを打ち明けられない2人の行く手には、大波乱が待っていた。
はたして悲観主義者のマジシャンと楽天主義者の占い師のもつれにもつれた恋を解きほぐす“魔法とトリック”は存在するのだろうか……!?
って話。
好みのウディ・アレン映画です。
もう何か独特のブランドを築き上げてますよね、ウディ・アレン。
最近はヨーロッパ舞台の映画ばかりですが、今回は1960年代の南仏が舞台でした。
自分も南仏は好きなのでそこは嬉しかったです。
霊能者を名乗る女を偏屈な天才マジシャンがインチキとして暴こうとする設定ですが、
かなり僕好みな物語です。
僕も偏屈でこのマジシャンと全く同じ意見です。
信じる信じないの次元じゃないので。
僕はこの世に神様も幽霊も霊能力も無いって事をシンプルに知ってるだけなのです。
僕もとことん追求して理詰めでインチキを暴く仕事をしたいです。
こういうの痛快で大好きなんですよ。
女優を美しく撮る特殊能力を持っているウディ・アレンですが、
あまり好みじゃ無いエマ・ストーンですらめっちゃ可愛く撮っていて流石でした。
女優さんへの愛を感じますね。
コリン・ファースのキャスティングも素晴らしかったです。
コレはなかなかの名演だったと思います。
なんとも生々しい男を描くの上手いですからね、ウディ・アレンは。
マジシャンの大好きなおばさんが結構名言を言うので素敵でした。
「この世は神様が作ったかもしれない、でもマジックが無ければ世界は回らないわ」
みたいなセリフが素敵でした。
大好きなおばさんが倒れてうっかり神様に祈ってしまうコリン・ファースは、
そんな状況でも我に返って祈りの無駄さをすぐに悟るのが良かったです。
「おばさんを救ったのは神様じゃない!優秀な医者だ!」
痛快ですねー。
決してスタイリッシュに描かない素敵なロマンス。
洒落っ気と人間の生々しさと、それでいて美しい愛を描けるウディ・アレン。
私生活は何かと問題ありますが、
天才的なクリエイターですね。
そんなわけで7点です。
いいペースで作品を作っていますね。