メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

グッド・ライ いちばん優しい嘘

2015年04月19日 | 映画
グッド・ライ いちばん優しい嘘 を観た。

カンザスシティーの職業紹介所で働くキャリー(リース・ウィザースプーン)は、アフリカから到着したマメール(アーノルド・オーチェン)と2人の仲間たちを空港まで迎えに行く。
彼らは内戦で両親を亡くした、“ロストボーイズ”と呼ばれる難民たちだ。
そつなく仕事をこなしてきたキャリーに与えられたのは、電話を見るのも初めての彼らを就職させるという、最難関のミッションだった。
車に乗せれば一瞬で酔うし、牧場を見ると「猛獣はいますか?」と確認、面接では珍回答の連続で、なかなか仕事が決まらない彼らに最初はイラつくキャリーだったが、その成長を見守るうちに思いがけない友情が芽生え始める。
徐々に新生活が軌道に乗り始めたかに見えたころ、悪い報せが入る。
仲間の1人が「いくら働いても誰にも相手にされない」と怒りと悲しみを爆発させて問題を起こし、警察に連行されてしまったのだ。
そしてその事件は、アメリカ生活でマメールたちがひっそりと耐えていた痛みや不満を暴きたててしまう。
傷つかないで済むからと、他人と距離を置いて生きてきたキャリーが、3人を助けようと立ち上がる。
果たして、彼女の信じがたい決断とは──?

って話。


フィリップ・ファラルドー監督作品。

全く情報無く映画館へ行くことが良くある、今作もそうでした。
ポスターの雰囲気から勝手になんとなくラブ・ロマンスかな?と思い映画館の座席に座っていた。
しかしまさかのアフリカの孤児(ロストボーイズ)たちを描いたノン・フィクション映画でした。

名画でした!!

スーダン内戦で親を殺され必死に逃げた子供たち。
灼熱の大地を裸足で1256キロも歩いて避難所まで行ったんですって。
食料無いからチーターが仕留めた獲物をチーターと奪い合ってるんですよ。
水が無いから自分たちのおしっこを回し飲みするんですよ。

想像を絶する体験談ですね。

避難キャンプで20年近く過ごしてアメリカに移住出来たけど、
本当に何も知らないんですね。
ストローも電話も何もかもわからないんですね。
それはそうですよね。
ただ生きるだけの人生だったのだから。

風景の違いの落差からして凄くて、文化の違いはこれ以上ない程凄かったでしょうね。
スーパーで賞味期限切れの食べ物を捨てることが耐えられない感じてる様とか素晴らしかったです。

ロストボーイズ役の主演の4人は実際にスーダンの元孤児なんですね。
その辺の品質も素晴らしかったと思います。

感動の予感に向かって物語は展開しますが、演出が上品で素晴らしかった。
ホント素直にポロポロと涙が落ちました。
最近では一番泣いたかも知れないです。

こういう映画って一人客が多いのですが、
僕の隣の一人で観てた紳士も泣いていました。
前には外人のカップルが居ましたけど彼らも泣いていました。

こういう地球の情勢を世に知らせる映画は素晴らしいと思います。
誰かが高品質にそれを作る役目を課せられてると思います。

演出は結構ベタでしたが、泣けたので良かったです。


そんなわけで9点です。


何か、僕は今非常にアフリカに行きたい気持ちなんですよね。
僕の旅心は今猛烈にアフリカに関心を示しているんですね。
でも危険だから悩ましいですが、もう旅の中で死ぬのは仕方ないかな?と思っています。
日本では死にたくない!がモットーなので。

世界平和に明確に関われる人間になりたいのです。
そんな気持ちに火をつけてくれた名画でした。

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