メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

エレジー

2009年01月26日 | 映画
エレジーを観た。

大学で芸術論なんかを教えるケペシュ(ベン・キングズレー)は年を重ねてはいるが、女性への執着は変わらない。
一度結婚に失敗しているが、変わらず若い女性を抱きたいと思っている。

その授業を受けているコンスエラ(ペネロペ・クルス)はケペシュに気に入られデートに誘われる。

ケペシュはコンスエラに芸術論を語ったりするが、ただコンスエラを抱きたくてしかたが無いだけ。
(あると思います)

ケペシュは親友の詩人ジョージ(デニス・ホッパー)といつも一緒に遊んでいて何でも話を聞いてもらっている。

やがてケペシュとコンスエラは30歳の歳の差もお構い無しに付き合うようになる。

特にケペシュはコンスエラにぞっこんになる。
顔と体が美しくて好きだと。


(ネタバレ)
二人はどんどん親密になり、将来を考え出す。

しかしケペシュは30歳の歳の差を常にコンプレックスに思っている。

そのため元々の20年来の愛人のキャロラインとも縁を切らない。

コンスエラの卒業パーティで両親に会ってくれと頼まれ了解するが直前に不安になりドタキャンしてしまう。

それをきっかけに二人は別れ会わなくなる。

ケペシュは元の生活に戻るが親友のジョージが病気で死んでしまう。

医者をやっている不仲の息子の不倫の相談を受けたりもする。

ある夜、突然数年ぶりにコンスエラから電話がかかってきてケペシュの元へやってくる。

コンスエラは乳癌になっており乳房を除去しなければならないと悲しんでいた。

だから美しい体を写真に撮ってくれとケペシュに頼みに来たのだった。

手術は終わり落ち込むコンスエラの元にお見舞いに行き、乳房が無くても変わらず愛するとケペシュは言う。


(評価)
男の心理がなかなか良く描かれていたと思います。

男の性欲と言う物を卑猥に描かず、美化して描いていたのでナイスです。

官能的なシーンも多く、ペネロペファンには嬉しいと思います。
(僕は違います)

終始しっとりとした大人の空気感の映画で僕は好きです。

デニス・ホッパーが出ていたのも高評価です。

そんなわけで6点。

終始、「あると思います」と心で言ってました。


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