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カイジ2

2011年11月09日 | 映画
カイジ2 を観た。


人気漫画の映画化第二弾です。

前作で大金を手にしたにも関わらず再び借金地獄に舞い戻り地下で生活していた伊藤カイジ(藤原竜也)。

地下の仲間たちを解放するためにみんなに託されたお金を2週間で大金に変えなければならない。

前回カイジに負けたことで底辺の生活をしていた利根川(香川照之)と出会い短時間で大金を稼げるカジノを紹介される。

そこの支配人一条(伊勢谷友介)とカイジの対決が始まる。
そこのカジノで出会った坂崎(生瀬勝久)と組んでカジノの一番の目玉、巨大なパチンコ「沼」の攻略に挑む。

前回死に際にカイジに娘を託した石田(光石研)、その娘裕美(吉高由里子)も仲間に加わり沼に挑む。


そんなお話。

公開してすぐのお昼時に行ったせいでほぼ満席でした。

内容は前作に比べて大分ぬるくなってます。

前作は究極の命を賭けたギャンブルって感じでホント恐ろしかったですが今作は普通のギャンブルになってました。

舞台も普通の街にあるビルだし。

要所要所で助けてくれる利根川、要所要所で裏切る裕美。
ルパン的な人物設定って感じました。

敵の一条も前作の利根川程は怖くは無く、人間味があって最後には場内に笑いをふりまく間抜けな感じになってしまってました。

藤原竜也主演だけあって相変わらず舞台みたいな演技で伊勢谷友介、吉高由里子もつられて舞台みたいな演技でした。

生瀬勝久は最近非常によく見かけますが、どんな映画でも確実に笑いをとってます。
すっかりコメディ専門の名脇役ですね。

香川照之も最後には笑いを取る感じになってましたが相変わらず演技うますぎですね。

予告編では、裏の裏の裏の裏の裏の裏の・・・・裏をかけ!的な事を言ってましたが、今回は機械が相手なのでそんなに裏をかく要素はありませんでした。

いかにパチンコの謎を解き、それに対策するか、インチキを切り抜ける為に事前の仕込みがメインって感じです。

ラストは無駄に熱血演出がちょいとくどかったです。
見てる誰もが展開わかるのに、どうせコイツが助けてくれるってわかりきってるのにそこに至るまでの展開が無駄に長いです、そんなに引っ張らなくていいよーって気持ちになりました。
何度も時計見ちゃう感じでした。
早送りしたくてリモコン探しちゃう感じでした。

だもんで映画の中の人と観客との温度差は広がるばかりでした。

最後の最後は結構オチというオチがあったので良かったです。

大どんでん返しモノとしては秀逸な出来だったと思います。
大どんでん返しとはこういうことでしょうね。


そんなわけで5点です。


これはもう少し続きそうなシリーズですね。

いい加減漫画読もうかな、って気分です。

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