メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

009 RE:CYBORG

2012年11月02日 | 映画
009 RE:CYBORG を鑑賞。


2013年、世界中で高層ビルをターゲットにした自爆テロが多発する。
まったく繋がりのない犯人たちに共通するのは「彼の声に従った」と言う台詞。
記憶を消され東京で高校生として暮らしていた島村ジョー(009)も”彼の声”を聞いたと六本木ヒルズで自爆テロをしようとしていた。
そこに同じく彼の声を聞いたと言う米兵が六本木ヒルズをミサイル攻撃し、その最中迎えに来たジェロニモ・ジュニア(005)とフランソワーズ・アルヌール(003)によって記憶を取り戻し、ギルモア博士とイワン・ウイスキー(001)の元に集う。
世界中でそれぞれの活動に専念していた他のゼロゼロナンバーサイボーグ達にも招集がかかるが皆それぞれの事情があり反応は様々。
アメリカ国家安全保障局で働くジェット・リンク(002)はジョーとの確執もあって来ない
イギリス諜報機関で働くグレート・ブリテン(007)はいち早く活動しており、ジェットと接触するが謎の少女を見て姿を消す。
ドイツ特殊部隊で活動するアルベルト・ハインリヒ(004)は考古学者をしてるピュンマ(008)と合流するがピュンマは途中で謎の少女を追い居なくなり合流しない。
中華料理屋経営で成功してる張々湖(006)はいち早くギルモア博士の指示で行動していた。
アメリカ政府と手を組む軍事企業が黒幕と考えるギルモア博士達だったが、彼らもまた”彼の声”に突き動かされていた。
ゼロゼロナンバーサイボーグ達は彼の声の謎を追い、自爆テロを食い止めようとする。


ってお話。


攻殻機動隊などを撮ってる神山健治監督だけあって非常に難解な重々しい映画でした。
かなり壮大なテーマで哲学的でヒーローアニメと油断して観た人々を容赦なく置いていくような物語でした。

3Dで鑑賞しましたが映像は相当凄かったです、かっこ良かったです。
現代版だけあってみんなかなりシュッとかっこ良くなっていてフランソワーズはかなり美人になってました。
セクシーシーンはなかなかセクシーで満足でした。
ギルモア博士のルックスは結構変わってました。

サイボーグ009は昔アニメで観た記憶しか無く殆ど忘れてましたが、非常に高品質でクールでかっこいいと言うイメージを抱いてました。
その辺のテイストは全然失われていなくて良かったです。

単純なヒーローモノじゃないので僕のような安直な観客の期待にそぐわず、9人が揃うことはありませんでした。
ピュンマとグレート・ブリテンなんて合流もしないし、殆ど出てないし。
例の赤いスーツで戦うのも6人だけだし。
そう言った点でもかなり大人向けといいますか、ディープな人向けですね。
僕はかなり好印象でした。

当時の作家特有の壮大なテーマでした。
コレは原作がある物語なのでしょうかね?
いずれにせよ原作を読みたくてたまらなくなりました。


そんなわけで8点です。


この品質のアニメは大好物ですね。
最近ちょっと減りましたね。

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