メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

幸福の食卓

2008年05月18日 | 映画
幸福の食卓を見ました。

崩壊寸前の家庭とその中に居る少女の恋の物語です。

母は別居していて、ずっとエリートコースを歩んだの兄は大学へ行かず農業をやり、主人公の少女は普通の中学生活を送っていたらしい。
「父さんは父さんを辞める」
と言う言葉で映画が始まる。
父さんは仕事を辞め大学受験を始める。

主人公の女の子も素晴らしい恋愛が始まりいよいよって時に悲しい事になってしまいます。

北乃きいさんが中3の時に中3の役を演じたらしいですが、まだまだ若いのに気を張ってあまり感情を出さないが内に喜びや深い哀しみを抱えている感じが良くでていて非常に素晴らしい演技でした。

演出もとても繊細で、どちらかといえば悲しいお話ですが、登場人物達は皆何処か内に優しさを秘めている感じで泣けます。
出口の無いような深い憂いに満ちた雰囲気ですが不思議と薄っすら希望も感じられ泣けます。

ミスチルの「くるみ」がぴったりな感じの映画でした。

8点です。
北乃きいさん素晴らしい役者でした。

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