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地球が静止する日

2009年01月18日 | 映画
地球が静止する日を観た。

ある日突然宇宙人が現れて、死に掛けている地球を再生するため地上の物を掃除する計画を発動しようとするお話。

(ネタバレ)
セントラルパークにある日突然巨大な球体が着陸します。

地球外生物学者の主人公ヘレン(ジェニファー・コネリー)は国に呼び出されます。

巨大な球体から宇宙人が一人現れます。
球体を攻撃しようとすると巨大なロボットが防御してきます。

一体何が始まるのだ?と不安になる人類はその宇宙人を捕らえます。
その宇宙人は鎧を脱ぐと人間の姿をしていて人類に警告をしに来たのです。
ヘレンはそのクラトゥという名の宇宙人(キアヌ・リーブス)の保護者みたいになります。

人類が余りに横暴なので地球を救いに来たと。

そして計画を実行していきます。

ヘレンは息子と共にクラトゥと行動します。
そして止めてくれとクラトゥを説得します。

やがてちっちゃいゴキブリみたいなのがどんどん増えそれは何でも削ってしまいます。

それはどんどん分裂し黒い風の様に世界に放たれ街はどんどんそれに飲まれ消えていきます。

しかしヘレンに説得されたクラトゥが人間は変われるんだってその黒い吹雪の中球体に向かいそして触れると全て止まります。

そんなハッピーエンドです。


(評価)
最初に言いますが相等つまらないです。

近年まれに見るぞんざいなパニック映画でした。

ずーっと地球を見てきたが人類は変わらないと、長い年月をかけ悲壮の決断をしたのに一人の女に説得され計画を止めるというびっくり展開。

最後何もかも消す虫の嵐の中何故か主人公達は橋の下に隠れます。
みんな死ぬのに主人公達だけ偶然にも安全地帯がありました。
びっくりです。

虫は凄い勢いで巨大なスタジアムでさえ2,3秒で灰になったのにクラトゥは5分くらい消えませんでした。

そもそも冒頭の雪山登山のシーンの必要性がわかりません。

ヘレンの息子がいい感じに面倒くさいキャラで勝手に軍隊を呼んだりしちゃいます。

アメリカ人は映画の中に必ずと言っていいほどややこしい人物(アホ)を設定しますね。

軍隊が1回ヘレンを捕まえる意味がわかりません。

とにかく2点です。

ベタですがテーマは嫌いじゃないのでサービス。

しかしかなり長い期間予告で煽って大作感を出したのにこれはひどい出来でした。

ここ数年でワーストの勢いでした。

地球が静止する日の製作が静止する日が来ればよかったです。

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