ファンタスティック・フォー

ファンタスティック・フォー　を観た。

少年時代から天才なリードが夢見たテレポーテーション技術を大人になって実現。
一緒に研究した3人とずっと自分を支えてくれた幼馴染と異次元に行くがそこで事故に遭いエライコッチャな展開。
１人は異次元に取り残され、３人を助けようとした同僚の女性含めた４人は不思議な能力者になってしまう。
って話。


アメコミの実写版です。

期待値は低かったがなかなかおもしろかったです。

８０年代ハリウッドムービーを髣髴とさせるような、
少年たちがこっそりガレージで研究してる感じとかは良かったです。

そこから展開も見事で実によく出来た物語だと思いました。
何より一番特筆すべき点は、超あっさりしているということです。
ハリウッドでこのあっさりさは斬新過ぎます。

僕のハリウッドSF映画鑑賞の歴史上最もあっさりしてたかも。
あっさりと敵が現れ、あっさりと地球を滅ぼそうとして。
主人公たち４人があっさりとそれを防ぐ。

なんというスピード感か。
こんなあっさり敵を倒したってことは実は生きて・・・ないんかい！
え？マジでコレで終了？？
くらいあっさりです。

それは爽快感つ痛快さを生む効果的な演出だったので非常に楽しめました。
ところで４人の能力ですが、
・体中がゴムのようになってしまい手足が伸びて遠くのやつを攻撃したり伸ばした手足で独特な移動が出来る。
・体中が岩になってしまい凄い怪力と防御力を持つ。
・体中が炎に包まれすごいスピードで空を飛べる。
・体が透明化してしまい念力で攻撃したりバリアを張ったり出来る。
ん？手足が伸びてパンチとかする日本のマンガがあったような・・・。
全くもって能力が似ててちょっとドキドキしましたが。
調べてみたらこっちがオリジナルなのね、全然古いので。

僕が全く面白さを理解できない日本の漫画の方はコレを参考にした設定のようで。
ハイセンスさはなかったけど非常に見応えのある面白いSFアクションでした。
結構オススメです。


そんなわけで8点です。