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ターミネーター:新起動/ジェニシス

2015年07月12日 | 映画
ターミネーター:新起動/ジェニシス を観た。

自我に目覚めた人工知能(ジェニシス)が起動すれば、人類は滅亡する。
その”審判の日”が目前に迫っていた。
〈人類の未来〉を取り戻すには、何者かによって〈書き換えられた過去〉に戻って戦うしかない。
運命の鍵を握るのは女戦士サラ・コナー(エミリア・クラーク)と、〈絶対に彼女を守る〉ことをプログラムされたT-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)。
人類滅亡のカウントダウンが迫るなか、T-800ターミネーターはサラを守り抜き”審判の日”を止めることが出来るのか。
ふたりの前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在ー最新最驚のT-3000ターミネーターの正体は?
未来を取り戻すための、〈時空を超えた〉ふたりの戦いの行方は?そして、人類の救世主は一体誰なのか?

って話。


ご存知、大ヒットシリーズ、ターミネーターの新作です。
あまり存知ないアラン・テイラー監督です。

遂にシュワルツネッガーが戻ってきました。

ターミネーターシリーズはもちろん全部観てきていますが、
毎作キャストが一新されてしまうのがやっぱり辛いところなんですよね。

正直そこは、見る前からのかなりの萎えポイントです。
前作は結構な優秀なキャストで頑張ったと思ったのに、
それも全員変わってしまったので残念でした。

サラ・コナーはエミリア・クラークという子に変わっていました。
この子がかなり可愛くて気に入りました。
タイムスリップは全裸にならなきゃいけないので、まあ興奮しました。
なんとなくなちょいエロでごちそうさまでした。

今作はカイル・リースが主役でしたが、コレはジェイ・コートニーが演じていました。
何か今までとキャラも変わっていて、それほどピッタリなキャスティングとも思えずでした。
何かちょっとコミカルな雰囲気でちゃってました。

ジョン・コナーはジェイソン・クラークになっていました。
う~む、もう少しイケメンな俳優さんにに演じて欲しいという個人的な希望があります。

演出ですが、
ジェームズ・キャメロン時代の1、2へのオマージュ的シーン多かったです。
懐かしい!とファンを喜ばせる要素は多かったですね。

シュワルツネッガーはCGで若いバージョンと現在のおじさんバージョンの両方が出てきます。
ターミネーターの外の皮膚は人間同様に歳を取るという設定が足されて、
ちょっとご都合主義的なテイストはあります。

シュワルツネッガーはちょっとコミカル要素に満ちていて面白かったです。

一番の見所「I'll be back」は遂に「アイルビーバック」と訳されていました。
もう内容を超越した一発ギャグみたいなもんですからね。
ラスト・アクション・ヒーローをはじめエクスペンダブルズシリーズでも散々擦られて来たこのフレーズが遂に本元本家に戻ってきたということですね。
流れや音楽的盛り上がりがあっての「アイルビーバック!」
やっぱりサビになりうる凄いフレーズです。

とある作品のセリフが役者に根付いてひとり歩きしていくって本当に凄いことですね。
こんなことシュワルツネッガー以降にはもう出てこないんじゃないかしら?
ってくらい凄いスーパースターですね。

同じアジアのスター、イ・ビョンホンがこのシリーズ出ていることも誇らしいと思いました。

展開は結構さっぱりしていて、あっさりしていて。
こういうこと言ったらネタバレになるのかも知れませんが、
大どんでん返しが売りみたいな煽りしてますけど、なんにもどんでん返しが無かったような・・・。

大どんでん返しがあると言っておきながら何にも大どんでん返さないという、
気持ちの上でどんでん返しではありましたけど。

映像もアベンジャーズ同様揺れてわけわからなくしてるシーンが多しです。

うーん昔みたいな極限の感じが無くて、怖さも無くて。
普通の楽しいSF映画になってしまった感じですね。
まあ安定の面白さはあるので損はしませんが。


そんなわけで7点です。


マッドマックス観て改めて悟ったことですが、
アクションには極限の感じが必要なのですね。

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