メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

81、そして成田へ

2013年04月26日 | 魂の旅立ち
ドーハで時間を潰して成田行きの飛行機に乗る。

日本人の年配なツアー客に囲まれて行く。
隣が空いていたので少しラッキーだった。

全然日本人が居ない場所から徐々に日本化していくのを実感する。

毎度眠れないまま成田へ。
なので帰りの飛行機の中で合計7本の映画を観た。

前日のヴェローナで眠れなかったのと合わせ二日間まともに眠らない。

コレは行きと全く一緒。
心配症なので飛行機前日は眠れない、そして飛行機でも眠れない。
僕がヨーロッパに行くということは少なからずこういう困難がある。
体調不良スタートは確実なのである。

成田に着いたこのホッとした気分はかつて無いものだった。
日本である。
遥か彼方、もう日本なんてのは幻の国で実在しないのではないか?
などという意味不明な妄想にも取り憑かれていた。

しかし日本語に溢れる日本である。
既に、確実に日本を見る目が変わっている。

後輩たちと連絡を取る。
時間が無かったので、眠らないまま、旅帰りの姿のまま、上野で待ち合わせ。
一番親密な3人が迎えてくれて飲んだ。
嬉しさや、安堵、喜んでくれる後輩たちの姿に思わず泣けてしまった。
そのままカラオケ行ったりラーメン屋に行ったり。

本当に長い時間眠らず疲れきっていたが、とことんやってしまうことに快楽を感じる。
流石に歩けず最寄り駅からバスで帰る。

三ヶ月ぶりの部屋。
取り敢えず泥のように眠った。

色んなことを考えたかったけど、
取り敢えず泥のように眠った。


遂に旅が終わった。

永遠にも思えた旅が終わった。

果てのない道をいくつも見た。

もう帰らないのでは?と何度も思った。

沢山の出会いと別れをした。

未知の自分と沢山出会った。

最大級の苦難と不安と感動に満ちた。

旅が終わった。

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