キングスマン: ゴールデン・サークル
を観ました。
世界的麻薬組織、ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅したキングスマン。
残された2人、エグジーと、メカ担当のマーリンは、バーボン・ウィスキーの蒸留所を経営するコテコテにアメリカンな同盟スパイ機関:ステイツマンと合流。
さらに、彼らの前には、死んだはずのハリーまで現れる!
一方、上品な見た目に反して超サイテーなゴールデン・サークルのボス、ポピーは、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を始動させていた。
果たして、エグジーの前に現れたハリーの秘密とは?
そして、一流エージェントに成長したエグジーは、敵の陰謀を阻止することができるのか!?
マシュー・ヴォーン監督作品です。
言うまでもなく大好物な監督さんです。
映画の歴史を変えてきた人物だと思います。
相当衝撃的だった前作のキングスマンの続編ということで楽しみでした。
作風がネタバレしている分前作の様な衝撃はありませんでした。
ただ前作へのリスペクトが強いというか、この手の作品にしては珍しく、
前作のネタやらシーンやエピソードの振り返りが多い印象でした。
相変わらず観ている人々のワンテンポ上を行くようなスピード感あるストーリー展開です。
え?嘘でしょ?の連続で、どんでん返しも多さは相変わらずです。
どんでん返しと言っても一般的な作品のどんでん返しではなく、
ぶっ飛び展開と言った方が良いでしょう。
今思うと前作はならず者な街の悪ガキが紳士的なスパイに成長していく成長物語があり、
映画史に残るような格闘シーンがあり、
そして個人的な戦いモノではもっとも殺した人間の数が多い映画なのでは?と思うほどでインパクトデカかったですが。
その点でインパクトでは前作を大分下回ってしまった気がします。
インパクトで勝負するシリーズなのでそこはちょっと難しかったですね。
インパクトを作ろうとするためか、残虐シーンはなかなか残虐でした。
前作は残虐にコメディな雰囲気を混ぜ合わせて上手に表現していたと思いますが。
今作はシンプルに残虐な描写もありました。
アクションシーンは相変わらず素晴らしいです。
何処かにカメラを固定してぐるぐると回して見せるような演出は独特で好きです。
格闘も激しくて迫力満点でした。
今作は大勢を相手にするような場面はあまり無かったです。
前作同様世界中の人々を一網打尽に人質にするような仕組みですが、
日本だとちょっとピンとこない設定ではありました。
いいなぁと思う登場人物が風魔の小次郎ばりに結構あっさり死んでしまうショッキングさは相変わらずです。
主演のタロン・エガートンはすっかりこの役に最適で画面に映っているだけで大分説得力がありました。
前作のような成長物語要素はなくなりましたが、ちょっとだけストリート時代の描写もありました。
いい年の男としてこういう紳士的なエチケットを身につけたいものです。
死んだはずのハリー役で再びコリン・ファースが出ていました。
一応納得の行く事情で生きていましたが、それでもちょっと萎えてしまうものもありました。
魁!!男塾式ですが、コレがアリになるとちょっと諸々信じられなくなりますね。
今作で死んでしまった人も次回作などでまた生きて出てくるかも知れません。
前作のようなカッコいいシーンが無かったのも残念でした。
サポート役のマーク・ストロングは今作では唯一生き残るようないい役でした。
チャニング・テイタムって売れっ子俳優だと思うのですが、今作ではそこまでヒーローではない脇役でした。
色んな作品でこうした脇役を平気でやれるのは凄いと思います。
かなり好感持てる仕事っぷりですね。
ステイツマン側のエージェントでハル・ベリーが出ていました。
作品を引き締めるのにいいポジションでした。
エルトン・ジョンがカメオ的に出てきて笑える、、、と思いきや全然カメオではなく、
結構がっつりと役者やってました。
イギリスの人が観たら更にインパクトあって面白く感じるのではないでしょうか。
ジュリアン・ムーアが残虐極まりない悪役でした、最近こうした悪役をやることが増えましたね。
ただキングスマンの役にはちょっと弱く感じましたかね。
オチがあっさりしていたのはらしいと言えばらしいですが。
ジェフ・ブリッジスもステイツマンのリーダー役でサラッと出ていました。
なかなか贅沢なキャスティングですね。
前作も出ていたソフィー・クックソンはなかなか好みです。
今後さらなる活躍を期待したいです。
ざっくり言ってしまえば、前作のようなインパクトは無かったですが、
流石にぶっ飛んでいてただただ楽しい映画でした。
そんなわけで8点。
を観ました。
世界的麻薬組織、ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅したキングスマン。
残された2人、エグジーと、メカ担当のマーリンは、バーボン・ウィスキーの蒸留所を経営するコテコテにアメリカンな同盟スパイ機関:ステイツマンと合流。
さらに、彼らの前には、死んだはずのハリーまで現れる!
一方、上品な見た目に反して超サイテーなゴールデン・サークルのボス、ポピーは、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を始動させていた。
果たして、エグジーの前に現れたハリーの秘密とは?
そして、一流エージェントに成長したエグジーは、敵の陰謀を阻止することができるのか!?
マシュー・ヴォーン監督作品です。
言うまでもなく大好物な監督さんです。
映画の歴史を変えてきた人物だと思います。
相当衝撃的だった前作のキングスマンの続編ということで楽しみでした。
作風がネタバレしている分前作の様な衝撃はありませんでした。
ただ前作へのリスペクトが強いというか、この手の作品にしては珍しく、
前作のネタやらシーンやエピソードの振り返りが多い印象でした。
相変わらず観ている人々のワンテンポ上を行くようなスピード感あるストーリー展開です。
え?嘘でしょ?の連続で、どんでん返しも多さは相変わらずです。
どんでん返しと言っても一般的な作品のどんでん返しではなく、
ぶっ飛び展開と言った方が良いでしょう。
今思うと前作はならず者な街の悪ガキが紳士的なスパイに成長していく成長物語があり、
映画史に残るような格闘シーンがあり、
そして個人的な戦いモノではもっとも殺した人間の数が多い映画なのでは?と思うほどでインパクトデカかったですが。
その点でインパクトでは前作を大分下回ってしまった気がします。
インパクトで勝負するシリーズなのでそこはちょっと難しかったですね。
インパクトを作ろうとするためか、残虐シーンはなかなか残虐でした。
前作は残虐にコメディな雰囲気を混ぜ合わせて上手に表現していたと思いますが。
今作はシンプルに残虐な描写もありました。
アクションシーンは相変わらず素晴らしいです。
何処かにカメラを固定してぐるぐると回して見せるような演出は独特で好きです。
格闘も激しくて迫力満点でした。
今作は大勢を相手にするような場面はあまり無かったです。
前作同様世界中の人々を一網打尽に人質にするような仕組みですが、
日本だとちょっとピンとこない設定ではありました。
いいなぁと思う登場人物が風魔の小次郎ばりに結構あっさり死んでしまうショッキングさは相変わらずです。
主演のタロン・エガートンはすっかりこの役に最適で画面に映っているだけで大分説得力がありました。
前作のような成長物語要素はなくなりましたが、ちょっとだけストリート時代の描写もありました。
いい年の男としてこういう紳士的なエチケットを身につけたいものです。
死んだはずのハリー役で再びコリン・ファースが出ていました。
一応納得の行く事情で生きていましたが、それでもちょっと萎えてしまうものもありました。
魁!!男塾式ですが、コレがアリになるとちょっと諸々信じられなくなりますね。
今作で死んでしまった人も次回作などでまた生きて出てくるかも知れません。
前作のようなカッコいいシーンが無かったのも残念でした。
サポート役のマーク・ストロングは今作では唯一生き残るようないい役でした。
チャニング・テイタムって売れっ子俳優だと思うのですが、今作ではそこまでヒーローではない脇役でした。
色んな作品でこうした脇役を平気でやれるのは凄いと思います。
かなり好感持てる仕事っぷりですね。
ステイツマン側のエージェントでハル・ベリーが出ていました。
作品を引き締めるのにいいポジションでした。
エルトン・ジョンがカメオ的に出てきて笑える、、、と思いきや全然カメオではなく、
結構がっつりと役者やってました。
イギリスの人が観たら更にインパクトあって面白く感じるのではないでしょうか。
ジュリアン・ムーアが残虐極まりない悪役でした、最近こうした悪役をやることが増えましたね。
ただキングスマンの役にはちょっと弱く感じましたかね。
オチがあっさりしていたのはらしいと言えばらしいですが。
ジェフ・ブリッジスもステイツマンのリーダー役でサラッと出ていました。
なかなか贅沢なキャスティングですね。
前作も出ていたソフィー・クックソンはなかなか好みです。
今後さらなる活躍を期待したいです。
ざっくり言ってしまえば、前作のようなインパクトは無かったですが、
流石にぶっ飛んでいてただただ楽しい映画でした。
そんなわけで8点。