メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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謎解きはディナーのあとで

2013年08月18日 | 映画
謎解きはディナーのあとで を観た。


休暇のクルーズでシンガポール行きの豪華客船”プリンセスレイコ号”に乗っていた令嬢の宝生麗子(北川景子)と執事の影山(櫻井翔)。
小さな町の様になんでも揃った豪華客船は3000人の乗客で賑わっていた。
麗子の上司・風祭警部(椎名桔平)も国立市からシンガポールに寄贈されるアート作品のKライオンの警護で乗っていた。
そんな楽しい航海の最中、奇妙な死体が船から海へ落下し、船は急停止。
そして船内から犯人の声明文が届く。
様々な人物の思惑が交錯する中、第二、第三の事件が起きていく。
影山にもさっぱりわからない巧妙な事件。
そして麗子地震にも危険がせまる・・・。


って話。


同名人気ドラマの映画版です。
原作は僕が非常によく読む東川篤哉ですが、謎解きはディナーのあとでは読んでません。

ドラマはめっちゃ観てました。
言うなればファンと言ってもいいでしょう。

北川景子大好きっ子な僕としてはコレが最も北川景子の可愛さが発揮されるシリーズだと思ってます。
案の定可愛かったです。

映画らしいスペシャルな設定で、登場人物も多かったです。
そんな多くの登場人物のそれぞれの思惑が交錯する伏線の多い物語でした。

しかし残念ながら、醍醐味のコメディ要素が結構スベってましたね。
ドラマでお約束が多くそれがファンを喜ばせるのですが、映画ということで結構ひねってきましたがもっとストレートが良かったというのが個人的感想。
映画だからこそもっとストレートで、って気持ちでした。
そもそもドラマやスペシャルドラマでやりきってしまった感はありますがね。

個人的には影山はドラマ以上にボロクソにお嬢様をバカにして欲しかったですね。
あの「クビよ!クビ!クビ!クビ!クビー!!」みたいなやりとりがめっちゃ好きなのに。
あのシーンの北川景子が絶頂に可愛いのに。
あの何ともいえない沈黙とノリ突っ込みの様なお嬢様がぶちギレるまでの独り言が好きなのに。
その辺のやりとりがちょっと変化球なシチュエーションということもあり、ドラマの方が面白かったです。

それにおいても宝生麗子を演じる北川景子は超絶に可愛いですね。
改めて愛が深まりました。

影山はドラマとは違ってがむしゃらに犯人と対決していました。
走り回ったり、叫んだり。
櫻井翔の演技でハマってるものは余り見かけませんが、影山はいいです。
好きだし、真似したいです。

椎名桔平は相変わらず面白かった・・・です!!
このキャラはかなり真似したくなります。
前の会社で良くこのキャラになって仕事してたものです。

竹中直人と大倉孝二がコンビで出てますが、ちょっとやり過ぎで作風から外れてる様な気がしてしまいました。

鹿賀丈史、中村雅俊という豪華な脇役陣はなかなか良かったですね。
流石に引き締まります。

僕の好きな桜庭ななみが象徴的な役柄でいい感じでした。

宮沢りえもカッコ良くて素晴らしかった。
意外にいい年のとり方、いいキャリアを積んでると思います。

しかし推理モノ、作品規模が大きくなると犯人はそこそこネームバリューのある役者が演じてるのでは?
という目線でついつい観てしまいます。


そんなわけで5点です。


ドラマの良さが映画に昇華できたか?というと疑問でした。

しかし北川景子は可愛い。
コレはもっともっと続けて欲しいです。
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