捜査官Ｘ

捜査官Ｘ　を観た。


山奥ののどかな村で強盗事件が発生。恐ろしい二人組の強盗が両替屋を襲い、たまたまそこに居合わせた温厚な二児の父ジンシー（ドニー・イェン）が無様にも必死に応戦し奇跡的に二人組の強盗を殺す。
正当防衛で二人を倒し村の英雄となるジンシーだが、その事件を捜査しにやってきたシュウ（金城武）は疑問を抱く。
二人組の強盗は指名手配犯の武術の使い手なのに平凡な紙職人が倒せるのか？
現場に残った僅かな痕跡、死体に残ったおかしな点をとことん追求してジンシーという人間の謎に迫る。
皆は信じないがシュウはジンシーはもの凄い武術の使い手だと言い張る。


ってお話。

前情報無しに観に行きましたがなかなか面白かったです。
いきなり過激なアクションシーンから始まったので、ああこういうのを繰り返す手の映画なのかな？と思いきや、その事件が予想外に重要なポイントでずっとその事件を調べる展開は大好きです。
映像はハリウッドのサイコサスペンスに通ずるグロさがあってシリアス感が良く出てました。

この賢いが弱いヒゲの金城武はなかなか良かったです。
主演のドニー・イェンも後半に行くにしたがってどんどんかっこ良く見えていきました。
カンフーシーンも迫力満点でかっこ良くて良かったです。

ラストまで質が落ちないなかなか素晴らしい映画でした。


そんなわけで６点。


カンフーって興味なくても観ると意外に面白いんですよね。