メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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土竜の唄 FINAL

2021年11月22日 | 映画
土竜の唄 FINAL
を観ました。


警察学校創立以来、最低の成績で卒業。始末書枚数、ぶっちぎりのワーストワン。
ちょっぴりスケベだがまっすぐで熱すぎる警察官・菊川玲二(生田斗真)がある日突然、潜入捜査官“モグラ”に任命!
日本最凶のヤクザの組織に潜り、トップの轟周宝を挙げる事を命じられる。
潜るところまで潜った玲二の最後の任務は、過去最大の取引額6000億円の麻薬密輸阻止!
最大のヤマ場の舞台は、“海上の楽園”こと超豪華客船!!
そして、現れた最強にして最凶の敵・ラスボスの長男、烈雄!!!謎のフェロモン美女・沙門にハメられ、恋人・純奈との愛の修羅場も訪れ、モグラ史上最悪の危機が襲うなか、果たして玲二は轟周宝をブタ箱に入れ、“キング オブ 土竜”となることができるのか!?
そして、魂の兄弟、不死蝶・パピヨンとの関係は!!?


三池崇史監督です。
言わずもがなの巨匠ですね。
作品が多いのでとても好きな作品とついていけない作品とありますが。

コレは三池監督には久々のシリーズって感じがしますね。
しかも3作目までやるのは珍しいですね。
エンターテインメントとしてド派手で豪華でとても秀逸なシリーズですね。
前作が続編前提だった割に結構間が開きましたが作風やテンションはしっかり維持してましたね。

冒頭かららしさ全開の下ネタ描写で良いつかみでした。
何故か舞台はイタリアで久々にイージーなイタリア語を聞ける映画でした。
いきなり裸エプロンの仲里依紗が見れて心わしづかみでした。
前作の菜々緒、今作では滝沢カレンのセクシーシーンもあり。
売れっ子女優さんのセクシーショットが見れるのもこの映画の見所だと思います。

今作は鈴木亮平が悪役で出ていて、先日見た孤狼の血2の役がトラウマ級に怖かったのでそれを思い出しました。
コメディ映画なのであれほど怖くは無いですが極悪非道っぷりは今作も同じでした。
ストーリーやら展開は今までほどのインパクトは無かった気がしますが。

1作目ぶりに岡村隆史が出ていたのが嬉しかった。
急に大阪感がますので良くも悪くも存在感を感じました。

潜入捜査モノの王道のジレンマ。
本当の友情が芽生えてしまった上での葛藤。
それがこの作品の肝でジョーカーのような要素でしたがいよいよそのカードを使った作品でした。
コメディテイストにごまかされがちですが、潜入捜査がバレそうなヒリヒリ感は相当なものです。
原作を読んだことないですがこの辺が興味深いので読みたくなります。

三池監督は好きな作品多いのですが。
いつも言う苦手演出の何故か大勢の前での演説シーンは今作も健在ですね。
あれは未だにピンとは来ないのですが。
今作はそんなことしてるのでちゃんとダメージはあります。
ただ戦闘中の演説なのでもっと致命的であるべきでしょうが。

最後は問答無用のぶっ飛び展開で三池監督らしくて好きでした。
中途半端に収めようとするくらいなら理屈じゃ通じないような展開の方が記憶に残って好きです。

エンドロールでは大杉漣さんなど過去のキャストも出ていてジーンとしました。

主演は生田斗真です。
結婚したりとパーソナルイメージに変化もあり難しさもあったと思いますが。
今作も股間全開なシーン沢山で体張ってていいですね。
ジャニーズの近年の殻の破り方は結構本気ですね。
ハイテンションで駆け抜けた印象です。

彼女役は仲里依紗です。
このシリーズの仲里依紗はセクシーだしめちゃくちゃ可愛いです。
最近のタレント活動にさほどピンと来なくても、この作品を見る度に仲里依紗愛が深まり、やっぱり好きだとなります。

潜入先の兄貴分の堤真一は今作も健在です。
2番めの主役くらい存在感がありますね。
警察以上に正義のヤクザでとてもはまり役で格好良いです。

極悪の2代目を鈴木亮平がやっていました。
今作の明確な悪役でかなり極悪非道で孤狼の血2を思い出しました。
この人はどんな役でも凄いクオリティに仕上げてくるので本当に凄いですね。

クセの強いチンピラを岡村隆史が演じています。
メイクもキャラも大クセなので漫画ですが、見た目やキャラクター含めピッタリですね。
岡村さんファンとしては役者仕事が見れるのは嬉しい限りです。

一番の大ボスの岩城滉一は今作も健在です。
流石にお歳を召されてはいますがこの世代の人で一番格好良いですね。
男の自分から見ると相当カッコよく見えます。
まだまだこの路線を貫いていってほしいですね。

捜査のリーダーを滝沢カレンがやっていました。
ブレイクほど自分はピンと来てませんでしたがはっきり言って今作を見て結構好きになりました。
脱力タイムズでの読み間違い等は無くしっかり演技をしていました。
いきなりのセクシーな登場でかなり心を掴まれました。

前作同様のセクシースナイパーで菜々緒が出ていました。
出番は少なめでしたが唯一無二の美とサディスティックな女優になっていますね。
とても綺麗だと思います。

遠藤憲一、吹越満、皆川猿時のトリオも健在です。
作品の印象に大きな影響を与えていますね。

前作よりはちょっと温度が下がったような印象もありますが妥当に楽しめるエンタメ作品だと思います。


そんなわけで7点。

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