エターナルズ
を観ました。
地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。
彼らの名は、エターナルズ。だが、地球滅亡まで残された時間はたった7日。
タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、人類を守ることができるのか?
そして、彼らを待ち受ける〈衝撃の事実〉とは…
クロエ・ジャオ監督です。
今年観たノマドランドは非常に好評価だったのでとても注目してる監督さんでしたが。
それと真逆みたいなイメージの企画なので興味深かったです。
ただ非常に壮大な自然の映像のインパクトはかなり大きかったので通ずるものも感じました。
序盤からマーベル感満載なハイスピードアクションで、いきなり沢山のヒーローが出てきて戦います。
予備知識が無かったので強さ具合を把握するのがちょっと難しかったです。
こんなに強いのに敵もなかなか死なないな、って思うことが多かったです。
地球の原始時代から人類の発展に常に寄り添ってきたヒーロたちが現代で分岐点を迎えるようなお話でした。
人類の進歩を影でずっとサポートし続けている主人公たち。
人類史や科学史を学ぶのが子供の頃から大好物だったのでこの手のお話は好きです。
長尺ですがマーベル映画らしく次から次へと展開していくので飽きません。
中盤に大きな展開がありなかなか衝撃的な事実を知ります。
そもそもそのボス的なキャラの大きさがもう凄いです。
自分は子供の頃から宇宙物理学大好きで大学でも物理を専攻していたので多少知識がありますが。
そんな自分が観ても上手いこと辻褄が合うような、宇宙の歴史の中に物語の登場人物たちが組み込まれてました。
宇宙や文明の発展に関する考察や描写はその手の本をよく読んできた自分には納得で面白かったです。
そしてそこに発生するジレンマで敵味方が分かれるような。
描写的にはもちろん主人公たちが正義として描かれますが、個人的にはどちらも正義に思える対決でした。
むしろ敵の理論の方が正しいようにも思いました。
劇中では触れられてなかったと思いますがエネルギー保存の法則ってそういうことかもな、なんて思いながら。
新たな銀河を生み出すためのエネルギーを生むにはこうするしか無い的な。
上手い物語を考えるものだと感心しました。
雰囲気的には百億の昼と千億の夜を思い出すようなスケール感のイデオロギー闘争でした。
マーベル映画なのでアベンジャーズやらと同じ世界線、MCUの作品だとは思います。
ただ会話の中でサノスが出てくるくらいでほぼ関係ない独立した物語でした。
アクションや特撮なシーンの見応えはかなりありました。
巨大なものを描く映画は多々ありますがその最たるモノくらい巨大な描写があり、それなのに見やすくて好きでした。
この手の、メンバーがそれぞれの超能力みたいなのを持ってるX-MEN系の作品だと能力のわかりやすさがありがたいのですが。
しかしこの手の映画を見ると常にジョジョの奇妙な冒険に置き換えて考えるクセもあるのでわかりにくいのも深みがあって嫌いじゃないです。
主人公の能力が一番わかりにくかったです。
素早く動ける能力はどの映画でも爽快で好きですね。
全体的に能力のバランスが良いと思いました。
クライマックスの展開もマーベルお約束のエンドロール後もどれも満足度はありました。
ジェンマ・チャンが物質を変換できる能力のセルシでした。
アジアンビューティーで上品な雰囲気もあって好みですね。
ちょっと存在感弱い印象もありましたが逆にそれが主人公キャストというのが全体のバランスを良くしていた感じでした。
リチャード・マッデンがエターナルズ最強のイカリスでした。
空を飛べて目からビームを出すという独特の能力でした。
リーダー格である面では主役のようでしたがややこしい役でもありました。
クメイル・ナンジアニがキンゴというキャラでした。
なにかエネルギー弾みたいのを飛ばせて結構強かったです。
人間界への潜り込みで役者になっててコミカルでした。
リア・マクヒューがスプライトという役でした。
最初男の子かと思ってみてたら女の子でした。
変身したり幻を作り出せたりとなかなかトリッキーな能力でした。
1人だけ存在自体が悩ましいキャラで印象的でした。
ブライアン・タイリー・ヘンリーがファストスという役でした。
なんかよくわからないですが空間に機械を生み出したり設計したりなエンジニア的な能力でした。
文明の発展はこの人が影でやってきたという凄い設定でした。
アメリカ軍が広島に原爆を落としたことで絶望して引きこもりゲイカップルとなってヒーローをやめてる感じでした。
広島のシーンは日本人にはなかなかつらいですが街の雰囲気は見事な再現でした。
ローレン・リドロフがマッカリという役でした。
宇宙最速というキャラで光速くらいのスピードで移動できてかなり爽快なキャラでした。
喋れなく手話で会話しててとても素敵でした。
バリー・コーガンがドルイグという役でした。
ダンケルクでのインパクトがありますが性格悪そうな良いルックスしてますね。
人の心をコントロールできる能力なので対人類的には最強の能力に見えました。
その分ややこしい性格をしていてメンバーたちと対立しがちなキャラでした。
マ・ドンソク(ドン・リー)がギルガメッシュという役でした。
新感染の印象が強いです。
力持ちでいい人って感じで強パンチで攻撃する役でした。
アンジェリーナ・ジョリーがセナ役でした。
このキャストの中では圧倒的に知名度があるのに何故が一般的なサブキャラでした。
それがまた良い裏切り的な要素で良かったですね。
想像した武器を生み出せる戦闘能力高めなキャラでしたがちょっとバグがある感じで物語を上手く転がしてました。
サルマ・ハエックがエイジャックという役でした。
パッと代表作は思い浮かばずともいろんな作品でちょいちょい見てきた印象はあります。
エターナルズのリーダーというか上司みたいな1人だけ特別な役で傷を治せる能力でした。
キット・ハリントンが主人公の恋人役でしたがなかなか憎めないイイ奴でした。
ルックスもなかなか良くて今後に期待でした。
映像もすごくストーリー展開もよく妥当に楽しめる新たなマーベル作品でした。
今後の展開も楽しみです。
そんなわけで7点。
を観ました。
地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。
彼らの名は、エターナルズ。だが、地球滅亡まで残された時間はたった7日。
タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、人類を守ることができるのか?
そして、彼らを待ち受ける〈衝撃の事実〉とは…
クロエ・ジャオ監督です。
今年観たノマドランドは非常に好評価だったのでとても注目してる監督さんでしたが。
それと真逆みたいなイメージの企画なので興味深かったです。
ただ非常に壮大な自然の映像のインパクトはかなり大きかったので通ずるものも感じました。
序盤からマーベル感満載なハイスピードアクションで、いきなり沢山のヒーローが出てきて戦います。
予備知識が無かったので強さ具合を把握するのがちょっと難しかったです。
こんなに強いのに敵もなかなか死なないな、って思うことが多かったです。
地球の原始時代から人類の発展に常に寄り添ってきたヒーロたちが現代で分岐点を迎えるようなお話でした。
人類の進歩を影でずっとサポートし続けている主人公たち。
人類史や科学史を学ぶのが子供の頃から大好物だったのでこの手のお話は好きです。
長尺ですがマーベル映画らしく次から次へと展開していくので飽きません。
中盤に大きな展開がありなかなか衝撃的な事実を知ります。
そもそもそのボス的なキャラの大きさがもう凄いです。
自分は子供の頃から宇宙物理学大好きで大学でも物理を専攻していたので多少知識がありますが。
そんな自分が観ても上手いこと辻褄が合うような、宇宙の歴史の中に物語の登場人物たちが組み込まれてました。
宇宙や文明の発展に関する考察や描写はその手の本をよく読んできた自分には納得で面白かったです。
そしてそこに発生するジレンマで敵味方が分かれるような。
描写的にはもちろん主人公たちが正義として描かれますが、個人的にはどちらも正義に思える対決でした。
むしろ敵の理論の方が正しいようにも思いました。
劇中では触れられてなかったと思いますがエネルギー保存の法則ってそういうことかもな、なんて思いながら。
新たな銀河を生み出すためのエネルギーを生むにはこうするしか無い的な。
上手い物語を考えるものだと感心しました。
雰囲気的には百億の昼と千億の夜を思い出すようなスケール感のイデオロギー闘争でした。
マーベル映画なのでアベンジャーズやらと同じ世界線、MCUの作品だとは思います。
ただ会話の中でサノスが出てくるくらいでほぼ関係ない独立した物語でした。
アクションや特撮なシーンの見応えはかなりありました。
巨大なものを描く映画は多々ありますがその最たるモノくらい巨大な描写があり、それなのに見やすくて好きでした。
この手の、メンバーがそれぞれの超能力みたいなのを持ってるX-MEN系の作品だと能力のわかりやすさがありがたいのですが。
しかしこの手の映画を見ると常にジョジョの奇妙な冒険に置き換えて考えるクセもあるのでわかりにくいのも深みがあって嫌いじゃないです。
主人公の能力が一番わかりにくかったです。
素早く動ける能力はどの映画でも爽快で好きですね。
全体的に能力のバランスが良いと思いました。
クライマックスの展開もマーベルお約束のエンドロール後もどれも満足度はありました。
ジェンマ・チャンが物質を変換できる能力のセルシでした。
アジアンビューティーで上品な雰囲気もあって好みですね。
ちょっと存在感弱い印象もありましたが逆にそれが主人公キャストというのが全体のバランスを良くしていた感じでした。
リチャード・マッデンがエターナルズ最強のイカリスでした。
空を飛べて目からビームを出すという独特の能力でした。
リーダー格である面では主役のようでしたがややこしい役でもありました。
クメイル・ナンジアニがキンゴというキャラでした。
なにかエネルギー弾みたいのを飛ばせて結構強かったです。
人間界への潜り込みで役者になっててコミカルでした。
リア・マクヒューがスプライトという役でした。
最初男の子かと思ってみてたら女の子でした。
変身したり幻を作り出せたりとなかなかトリッキーな能力でした。
1人だけ存在自体が悩ましいキャラで印象的でした。
ブライアン・タイリー・ヘンリーがファストスという役でした。
なんかよくわからないですが空間に機械を生み出したり設計したりなエンジニア的な能力でした。
文明の発展はこの人が影でやってきたという凄い設定でした。
アメリカ軍が広島に原爆を落としたことで絶望して引きこもりゲイカップルとなってヒーローをやめてる感じでした。
広島のシーンは日本人にはなかなかつらいですが街の雰囲気は見事な再現でした。
ローレン・リドロフがマッカリという役でした。
宇宙最速というキャラで光速くらいのスピードで移動できてかなり爽快なキャラでした。
喋れなく手話で会話しててとても素敵でした。
バリー・コーガンがドルイグという役でした。
ダンケルクでのインパクトがありますが性格悪そうな良いルックスしてますね。
人の心をコントロールできる能力なので対人類的には最強の能力に見えました。
その分ややこしい性格をしていてメンバーたちと対立しがちなキャラでした。
マ・ドンソク(ドン・リー)がギルガメッシュという役でした。
新感染の印象が強いです。
力持ちでいい人って感じで強パンチで攻撃する役でした。
アンジェリーナ・ジョリーがセナ役でした。
このキャストの中では圧倒的に知名度があるのに何故が一般的なサブキャラでした。
それがまた良い裏切り的な要素で良かったですね。
想像した武器を生み出せる戦闘能力高めなキャラでしたがちょっとバグがある感じで物語を上手く転がしてました。
サルマ・ハエックがエイジャックという役でした。
パッと代表作は思い浮かばずともいろんな作品でちょいちょい見てきた印象はあります。
エターナルズのリーダーというか上司みたいな1人だけ特別な役で傷を治せる能力でした。
キット・ハリントンが主人公の恋人役でしたがなかなか憎めないイイ奴でした。
ルックスもなかなか良くて今後に期待でした。
映像もすごくストーリー展開もよく妥当に楽しめる新たなマーベル作品でした。
今後の展開も楽しみです。
そんなわけで7点。