メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

P.S.アイラブユー

2008年10月22日 | なんとなく書いてます
P.S.アイラブユーを観た。

アカデミー賞女優ヒラリー・スワンク主演のラブストーリーです。

喧嘩ばかりしている夫婦、ホリー(ヒラリー・スワンク)とジェリー(ジェラルド・バトラー)。

喧嘩はするけどいつでもお互い深く愛し合っていた。


しかしジェリーは病気で死んでしまう。

深い悲しみに陥り立ち直れないホリーにある日死んだ夫からプレゼントと手紙が届く。

それはジェリーが死ぬ前に手配していたものだった。

そしてその日からジェリーに定期的に手紙が届くようになる。


(ネタバレ)
ホリーは夫の死のショックから立ち直れず引きこもりになっていた。

そんなホリーにジェリーからの手紙が届きホリーは徐々に元の姿を取り戻してゆく。

出かけたり、夫の遺品を捨てたり、カラオケ大会に出たり、仕事に復帰したり、仕事を辞めたり。

しかしそれはすべて手紙の指示だった。

母の店で働いていてホリーの事を好きなダニエルとデートをするようにもなる。

しかし夫の事を忘れないホリーとダニエルは上手く行かない。

そしてジェリーが手配していたアイルランド旅行に友達と三人で行く。

アイルランドはジェリーの母国。

友達二人の結婚、妊娠を報告され落ち込むホリー。

ジェリーの旧友のミュージシャンと一夜を共にし、ジェリーの両親に会いに行く。

ホリーの母(父は昔家族を捨て出て行った)もジェリーの両親も二人の結婚には反対だったので勇気が要ったが歓迎された。

そしてそこでもジェリーからの手紙をわたされる。

ジェリーと初めて運命的な出会いをした場所に行き、色々思い出し涙する。


旅行から帰ってからはひらめきで靴のデザインをして靴職人を目指しだす。

しかしどうしても悲しみから立ち直れず、母に泣きつく。

そして母に色々慰められ、実は手紙を届けていたのは母だと聞かされ最後の手紙を渡される。

そして恋人候補のダニエルとその手紙を読む。

「君は僕の人生の全てだったが、僕は君の人生の一部でしかない。
新しい恋を恐れないで。」

みたいな事が書いてある。

そしてダニエルとキスをするのだがお互いキスのフィーリングで恋人にはなれないと直感する。

月日は流れホリーは母とジェリーの両親に会いにアイルランド旅行へ行く。



とても感動的な設定で、予告編の時点でこりゃ泣かされそうだなと思っていた、がそれほど泣かされるわけでもなかった。

面白いシーンも泣けるシーンも序盤に集中していて中盤以降はワンパターンと言うか、同じような波が何度も来る様な印象で正直満腹感はあった。

しかし流石にヒラリー・スワンクの演技はよく、彼女の涙は観てる人の涙を誘うような力があった。

当たり前かもしれないが、かなり女性視点で描かれているので男性より女性の方が楽しめる映画と思います。

女性から見ると男性は未知の要素を秘めた生き物の様な描き方をされているが、僕から観れば女性の方がよっぽど未知です。(当たり前か)

でも久々に重い恋愛映画を観れて何か映画観たわーって気分になりました。


そんなわけで6点です。

はまる人にははまるのではないでしょうか。

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