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Jリーグ 2014 J2第39節 ジェフユナイテッド千葉対ジュビロ磐田

2014年11月01日 | サッカー
J1昇格争いの天王山。

J2でも屈指の面子を揃えるジュビロ、
その次くらいの豪華メンツを揃えるジェフ。

J1にも見劣りしない有名選手だらけの両チームが、
この時期に、僅差で争うというこの上ないシチュエーションで激突した。

案の定、フクアリはかなりの客入り。
今まで何度も行ってるが、一番の盛り上がりに見えた。

そして試合内容もかなりハイレベルで非常に面白かった。

最近のジェフはつまらないサッカーをするイメージが強かったが、
この日は予想外。

序盤からかなり気持ちの入ったプレーを見せていて、
しかも良いバランスでパスを繋いで綺麗にゴール前まで運んでいる様に見えた。

森本が決定的なシーンを外したりしてるとジュビロにも決定的なシーンがちょいちょい出てきた。
それでもジェフペースだったが、先制点はジュビロ。

CKの混乱から伊野波が押し込んで先制。

ああ、結局いつものジェフのパターンか・・・と思ったが、
この日のジェフは違った。

後半も非常に積極的で素晴らしかった。
森本が個人技で見事に突破してゴール前、フリーの幸野が押し込んだ。
殆ど森本のゴールって印象だったが、流れが良かったのでフクアリの盛り上がりは絶頂だった。

その盛り上がりの影響か、ジェフの前への推進力が増した。
その流れが背中を後押しするように、
今やジェフサッカーの中心的な左サイドバックの中村が素晴らしいミドルシュートを打つ。
そのこぼれ球を大岩が押し込んでごっつぁんゴール。

ジュビロにも決定的なシーンは多かったが、
全体的にジェフペースの時間の方が長かったと思う。

しかし、多分、山口慶だったと思うが、不用意なバックパスで自陣ゴール前に混乱を作ってしまう。
それを入ったばかりの山崎があざ笑う様に決めて同点。

非常に悔やまれる失点だった。

終盤、ジュビロに決定的なシーンが幾つか訪れたので、
決着をつけて欲しかったが、
結局2−2で終了。

フラットな立場で観に行っている自分としては、
勝敗よりも内容に期待したかった。
その点で充分満足出来る内容だった。

スコア的にもいいスコアだったと思う。

ジェフがこんな良いサッカーをするのは意外だったし、
こういうサッカーならば観に行きたいと思わされる試合だった。

ジュビロは豪華メンツだが、松井、前田あたりがイマイチ活躍しておらず寂しさも感じた。
松井はあんなに走り回ってるのにボールに絡んだプレーの少なさを考えると寂しい。
(元々かなりの松井ファンだったので)

本田の後継者として期待している小林は相変わらずポテンシャルの高さを見せていたが、
世界への距離は遠いなと思ってしまった。

いやぁ、いい試合だった。

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