メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

WALL・E

2008年12月05日 | 映画
WALL・Eを観た。

Disney・PIXARのアニメーション映画です。

人類が捨てた地球で700年間ひとりぼっちで暮しているお掃除ロボットのウォーリー。

毎日ゴミでビルを作り、夜は自分の家で箱型になって充電します。

コレクションが趣味で集めた物を家で整理整頓して暮しています。

誰かと手を繋ぐのが夢で、ビデオで手を繋ぐ人を毎日観ます。

ある日巨大な宇宙船が現れ中から白くてピカピカのハイテクなロボット、イヴが現れ周囲を飛び回ります。

攻撃的なロボットだがウォーリーは一目惚れします。

そして近づいて仲良くしようとします。
でも手は繋いでくれません。

(ネタバレ)
家に招待して色々見せるが、最近見つけた植物を見せた途端イブは植物を取り込みカプセル状になってアラートを出し続け動かなくなります。

そんなイヴを雷雨から一生懸命守ったりデートに連れて行ったりします。

そして再び巨大な宇宙船が現れイヴは連れて行かれます。

ウォーリーは必死に宇宙船にしがみつき宇宙を旅します。

そして辿り着いたのは地球を捨てた人間達が暮らす超巨大な宇宙基地。

未来の人間達はホバーチェアーで暮すため全く動かず手足もかなり退化して太っている。

ハイテクな暮らしにみんな満足している。

実はイブは植物を探すためのロボットだったので植物が船長に届けられお話は急展開していきます。

船長は古くからのあったが忘れられていた地球へ帰ろうプロジェクトを作動させようとする。

しかしコンピュータがそれを邪魔する。

また勘違いして修理中のイヴを助けようとしたウォーリーはイヴと共にお訪ね者にされてしまい警備ロボットに追われる。

しかし船長とイヴとウォーリーはプロジェクトを完成させるため頑張る。

その際ウォーリーは体を張って壊れてしまう。

プロジェクトは完成し宇宙基地は地球へと着陸する。

太った人類も何とか生活を始める。

一方イヴはウォーリーを蘇らそうと必死に修理する。

そしてイヴが手を繋ぎ頭と頭をくっつけたらウォーリーは蘇った。


(評価)
素晴らしかったと思います。

かなりジーンとさせられました。

目の付け所が良いです。

前半はウォーリーとイヴのやりとりで、二人ともしゃべれないので無声映画というか、動きやちょっとした表情の様な物で伝えてきます。

でもちゃんと人の心にしみ込むような喜怒哀楽を見事に表現していました。

しゃべらないからむしろ余計に喜びや悲しみが伝わった気もします。


正義感に駆られるイヴとウォーリー。

ウォーリーはイヴと手を繋ぎたい一心のスケベ心に突き動かされているだけという感じもしますが愛くるしかったので許せます。


映像のクオリティもかなり凄いです。

もう人間は思い描いたものを何でも映像に出来てしまうのではないでしょうか?

E.Tとかぶるけどウォーリーのデザインもキャラも良いです。

イヴのテカリ具合もいい感じです。


そんなわけで9点。

子供も大人も楽しめるファンタジーでした。

こんなんに弱いです僕。

ジーンとしちゃいました。

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