メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ホットロード

2014年08月18日 | 映画
ホットロード を観た。

亡き父親の写真が1枚もない家でママ(木村佳乃)と暮らす14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)は、
自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めている。
ある日、学校に馴染めずにいた親友に誘われるまま、
夜の湘南で出会ったのは、Nights(ナイツ)という不良チームの少年、春山洋志(登坂広臣)。
はじめは傷つけ合っていたふたりだが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚えながらも、急速に春山に惹かれてゆく。
春山もまた和希の純粋さに惹かれるが、Nightsのリーダーとなったことで、敵対するチームとの抗争に巻き込まれてしまう――。

って話。


何よりも大好きな能年ちゃんが僕の好きな三木孝浩監督作品で主演ということでかなりの期待値で観に行きました。
三木孝浩はかなり僕がかなり受け入れやすい美意識を持っている監督さんという印象です。

湘南の海沿い付近で育った僕らのような人間て独特なノスタルジックを持ってると思う気がします。
時代も場所も暴走族のメッカで育って僕はそれらが大嫌いだったけど、
今振り返るとなんとも言えないロマンはあるんですよね。

夜明けの134号線を走る暴走族の情景って結構たまらん風情があるんです。
なんとも言えない物悲しさと空虚感を感じます。
こういう感情って神奈川の人だけな気がしますが。

しかし・・・そういう諸々補正しても結構厳しい出来だったかな?
主演も監督も原作、設定も悪くないと思ったんですが。

終始結構だらだらと、ストーリー薄いのに登場人物たちは何か突然熱血で見てる側は入り込めずな連続。
結構混んでいたけど寝てる人多かったです、催眠術の様な映画でした。

番宣が悪かったのか?
こんな叙情的に描いているとは思いませんでした。
おそらくみんなもう少しエンターテイメント性の高い作品を予想していたと思います。


そんなわけで4点です。


能年ちゃんは問答無用で可愛かったけど、
もう少しクドカンに預けた方がいいんでしょうか?
カラスの親指の非行少女はとても良かったんですがね。。。

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