ブレア・ウィッチ
を観ました。
かつてヘザーは、”ブレアの魔女”をテーマにしたドキュメンタリー映画製作のため、ブラック・ヒルズの森を訪れたまま消息を絶った。
しかし彼女の失踪から20年後、弟のジェームズはYouTubeで姉らしき人物が映った映像を見つける。
姉を救うため、そして”ブレアの魔女”の謎を解くために仲間たちと共にあの「森」に踏み込むのだが・・・。
アダム・ウィンガード監督作品です。
1999年に流行ったブレア・ウィッチ・プロジェクトの正統な続編です。
ブレア・ウィッチ・プロジェクトと言えば当時、低予算のインディペンデント映画ながら、
全編ハンディカメラで撮られたような作りが話題となり世界的にヒットしたアメリカンドリームな映画でした。
自分も当時の彼女と共に観に行きえらくがっかりさせられた記憶があります。
バタバタしてるだけで全く怖くなかったので。
物語としても全然面白くなかった記憶は強いです。
まだこのような狙い、手法の映画に馴染みが無かったのかも知れませんが。
その後もパラノーマル・アクティビティのような似たような手法の映画が出来ましたが、
基本的に苦手です。
そんな低い期待感で観に行きましたが、
結構よく出来ていました。
時代は進み現代的なテクノロジーも利用されて居て上手い作りになっていました。
前作の主人公の弟をメインとした4人の仲間プラス、怪しい2人の案内人の6人で森に入ります。
ハンディカメラはそれぞれがヘッドセットのカメラになり、ドローンカメラや定点カメラ等。
それらの特性を活かした映像になっていました。
序盤は説明的な導入でホラー映画の冒頭特有の退屈さを懸念しました。
カメラのマイクで拾ったような音声で切り替わる度に爆音のノイズです。
劇場の音声で観るので些細なシーンでもその爆音でビビらされます。
どうでもいい風の音とか車の音とかでビビらされてちょっとイライラしました。
そこからほのぼの森のハイキングな雰囲気でしたが、いい塩梅で一気に怖い状況になりました。
最初の夜が来て一気に怖くなります。
なかなか上手い引き込みだと思いました。
徐々に嫌な空気を増していくのはホラーの鉄則だと思いますが、
その段階の上がり方が大きくて良いですね。
前作のような中途半端なリアルさを捨てているので、
ありえない現象起きまくりな感じです。
開けない夜、抜け出せない森、消えていく仲間、突然の嵐、そして魔女の家。
この手法もすっかり成熟していて映像の塩梅もいい感じで素直に怖いと思いました。
今や素人でもハンディカメラで恐怖映像を作る時代なのでそれらよりは当然怖いクオリティです。
視界を自由に出来ない事を利用したような突然のバーン!はさほど無かったです。
でもそれが来るかも・・・と言うドキドキはずっとありました。
クライマックスもクライマックスらしい作りで。
前作にはそれが無かったので、
「え?コレで終わり??」
と拍子抜けした記憶があります。
劇場で観ると結構怖いホラー映画だと思います。
そんなわけで6点。
を観ました。
かつてヘザーは、”ブレアの魔女”をテーマにしたドキュメンタリー映画製作のため、ブラック・ヒルズの森を訪れたまま消息を絶った。
しかし彼女の失踪から20年後、弟のジェームズはYouTubeで姉らしき人物が映った映像を見つける。
姉を救うため、そして”ブレアの魔女”の謎を解くために仲間たちと共にあの「森」に踏み込むのだが・・・。
アダム・ウィンガード監督作品です。
1999年に流行ったブレア・ウィッチ・プロジェクトの正統な続編です。
ブレア・ウィッチ・プロジェクトと言えば当時、低予算のインディペンデント映画ながら、
全編ハンディカメラで撮られたような作りが話題となり世界的にヒットしたアメリカンドリームな映画でした。
自分も当時の彼女と共に観に行きえらくがっかりさせられた記憶があります。
バタバタしてるだけで全く怖くなかったので。
物語としても全然面白くなかった記憶は強いです。
まだこのような狙い、手法の映画に馴染みが無かったのかも知れませんが。
その後もパラノーマル・アクティビティのような似たような手法の映画が出来ましたが、
基本的に苦手です。
そんな低い期待感で観に行きましたが、
結構よく出来ていました。
時代は進み現代的なテクノロジーも利用されて居て上手い作りになっていました。
前作の主人公の弟をメインとした4人の仲間プラス、怪しい2人の案内人の6人で森に入ります。
ハンディカメラはそれぞれがヘッドセットのカメラになり、ドローンカメラや定点カメラ等。
それらの特性を活かした映像になっていました。
序盤は説明的な導入でホラー映画の冒頭特有の退屈さを懸念しました。
カメラのマイクで拾ったような音声で切り替わる度に爆音のノイズです。
劇場の音声で観るので些細なシーンでもその爆音でビビらされます。
どうでもいい風の音とか車の音とかでビビらされてちょっとイライラしました。
そこからほのぼの森のハイキングな雰囲気でしたが、いい塩梅で一気に怖い状況になりました。
最初の夜が来て一気に怖くなります。
なかなか上手い引き込みだと思いました。
徐々に嫌な空気を増していくのはホラーの鉄則だと思いますが、
その段階の上がり方が大きくて良いですね。
前作のような中途半端なリアルさを捨てているので、
ありえない現象起きまくりな感じです。
開けない夜、抜け出せない森、消えていく仲間、突然の嵐、そして魔女の家。
この手法もすっかり成熟していて映像の塩梅もいい感じで素直に怖いと思いました。
今や素人でもハンディカメラで恐怖映像を作る時代なのでそれらよりは当然怖いクオリティです。
視界を自由に出来ない事を利用したような突然のバーン!はさほど無かったです。
でもそれが来るかも・・・と言うドキドキはずっとありました。
クライマックスもクライマックスらしい作りで。
前作にはそれが無かったので、
「え?コレで終わり??」
と拍子抜けした記憶があります。
劇場で観ると結構怖いホラー映画だと思います。
そんなわけで6点。