ギャラクシー街道 を観た。
スペースコロニーと地球を結ぶギャラクシー街道。
そこにある寂れたハンバーガーショップで巻き起こる群像劇。
三谷幸喜脚本&監督の最新作です。
かなり自分の青春でもあった三谷幸喜作品。
しかし前作の清須会議がイマイチだったので期待値は低めでした。
自分が天才クリエイターと認めた人たちが僕の望む作品を生まなくなるのは当人が飽きてしまったのか?経年劣化なのか?創造の泉が枯れたのか?
と悩ましいです。
正直、三谷幸喜もその引き出しに入れていましたが、今作を観てその引き出しから再び出しました。
流石に良いセンスしてますね。
ウディ・アレンのスリーパーや2001年宇宙の旅を髣髴とさせるような古臭いSFのイメージを具現化してるのがまず素晴らしい、嬉しかったです。
この昭和のSFイメージみたいのが結構好みなんですよね。
でアメリカンなハンバーガーショップが舞台ってのがかなりいいセンス。
三谷幸喜の映画トークとか聞いてると、
好きな映画や役者や舞台などその周辺の好みがかなり共感出来るんですよね。
昔みたいに豪華キャストで派手なコメディでテンポの良い流れからの大団円みたいな作品では無いけど。
結構しっとりとした展開で見せていく大人向けコメディな仕上がりになっていました。
”今夜、宇宙の片隅で”の雰囲気をちょっと思い出しました。
そもそも三谷幸喜大好きの香取慎吾が僕にはまるでピンと来ないってのはデカいが。
今作も他の役者だったらもっと面白くなったのではないかしら・・・と思わずにはいられなかったです。
好みじゃない綾瀬はるかですが、天然のらしさも出てたし可愛らしかったしとってもいい感じでしたね。
健気で明るくて誤解される役どころで。
僕の大好き小栗旬が非常に面白いコメディでした。
最近この手のクソ真面目な男の天然ボケ的な設定多いですね。
勇者ヨシヒコ辺りの功績かな?
僕の大好物です。
秋元才加が意外に良い演技しててありでした。
大竹しのぶも実に良かったです。
梶原善は三谷幸喜との付き合い長いですね。
遠藤憲一はかなり卑怯な役どころで劇場の笑いをかっさらっていました。
スケベでデリヘル嬢斡旋みたいな役どころの山本耕史がちょっと時期的にタイムリーでそわそわしましたけどね。
クライマックス、とあるものを掴もうとするがヌルっとして掴めない、
そんなシーンを大掛かりに描いてるシュールさは半端無かったです。
後ろの女性客たちが過剰にわらっていたせいか、自分はあまり笑えなかったですが。
テイストやセンスは嫌いでは無かったです。
ターゲットは狭い気がしますが面白い映画でした。
そんなわけで7点です。
スペースコロニーと地球を結ぶギャラクシー街道。
そこにある寂れたハンバーガーショップで巻き起こる群像劇。
三谷幸喜脚本&監督の最新作です。
かなり自分の青春でもあった三谷幸喜作品。
しかし前作の清須会議がイマイチだったので期待値は低めでした。
自分が天才クリエイターと認めた人たちが僕の望む作品を生まなくなるのは当人が飽きてしまったのか?経年劣化なのか?創造の泉が枯れたのか?
と悩ましいです。
正直、三谷幸喜もその引き出しに入れていましたが、今作を観てその引き出しから再び出しました。
流石に良いセンスしてますね。
ウディ・アレンのスリーパーや2001年宇宙の旅を髣髴とさせるような古臭いSFのイメージを具現化してるのがまず素晴らしい、嬉しかったです。
この昭和のSFイメージみたいのが結構好みなんですよね。
でアメリカンなハンバーガーショップが舞台ってのがかなりいいセンス。
三谷幸喜の映画トークとか聞いてると、
好きな映画や役者や舞台などその周辺の好みがかなり共感出来るんですよね。
昔みたいに豪華キャストで派手なコメディでテンポの良い流れからの大団円みたいな作品では無いけど。
結構しっとりとした展開で見せていく大人向けコメディな仕上がりになっていました。
”今夜、宇宙の片隅で”の雰囲気をちょっと思い出しました。
そもそも三谷幸喜大好きの香取慎吾が僕にはまるでピンと来ないってのはデカいが。
今作も他の役者だったらもっと面白くなったのではないかしら・・・と思わずにはいられなかったです。
好みじゃない綾瀬はるかですが、天然のらしさも出てたし可愛らしかったしとってもいい感じでしたね。
健気で明るくて誤解される役どころで。
僕の大好き小栗旬が非常に面白いコメディでした。
最近この手のクソ真面目な男の天然ボケ的な設定多いですね。
勇者ヨシヒコ辺りの功績かな?
僕の大好物です。
秋元才加が意外に良い演技しててありでした。
大竹しのぶも実に良かったです。
梶原善は三谷幸喜との付き合い長いですね。
遠藤憲一はかなり卑怯な役どころで劇場の笑いをかっさらっていました。
スケベでデリヘル嬢斡旋みたいな役どころの山本耕史がちょっと時期的にタイムリーでそわそわしましたけどね。
クライマックス、とあるものを掴もうとするがヌルっとして掴めない、
そんなシーンを大掛かりに描いてるシュールさは半端無かったです。
後ろの女性客たちが過剰にわらっていたせいか、自分はあまり笑えなかったですが。
テイストやセンスは嫌いでは無かったです。
ターゲットは狭い気がしますが面白い映画でした。
そんなわけで7点です。