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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

2016年04月16日 | 映画
クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃
を観ました。


毎晩、楽しい夢が見られる世界、ユメミワールド。
何でも叶う夢の世界に訪れに、しんのすけたちは喜びいっぱい!・・・だったのに、突然、楽しい夢は悪夢の世界へと姿を変えた!
時を同じくして、春日部の街にやってきた少女・サキ。
しんのすけたちカスカベ防衛隊の仲間になり悪夢に立ち向かうと約束するが、サキには秘密があった・・・。


高橋渉監督です。

そして脚本は高橋渉と劇団ひとりが共同で手がけています。
流石に天才芸人の劇団ひとりが携わっているだけあって今までの作品とは一味違うコメディ感でした。

公開初日に観に行きましたが、劇場はかなりの客入りでかなりの笑いがあがっていました。
子連れの親子の客層が殆どでしたが、とかく大人が笑っていて。
子供って大人が笑ってることで楽しくなることってあると思うので客層も意識して大人をターゲットにした笑いの狙いは見事だと思いました。
とにかく明るい安村などが出ててもちろん子供も喜ばせる要素も沢山です。

そして結構唐突に感動的展開になったりするので、油断させられて急に泣かされそうになったりします。

個人的にはクライマックスでのみさえのメッセージは酷く感動しました。
母親とのことで酷いトラウマを抱える事になってしまった悲しい女の子サキに対してのものでしたが。
もちろん劇場で子供が観ていることを意識したメッセージですが、
小さなお子さんが居る世のお母さん方はコレをお子様と一緒に観ることをオススメします。
ストレートですが意外にこういうメッセージって子供には伝わっていないこともあると思うし。
親がどれだけ子供のことを想っているか、子供のためならどこまでできるかというメッセージは素晴らしいです。

小さな子供同士、仲間を想って必死に体を張る友情の感じも非常に感動的でした。
みんながいい感じに次々と活躍して。
しんのすけの脱力キャラを逸脱しない範囲で素晴らしく情熱的な展開に仕上げていました。

小ネタ満載で笑わせて、要所要所で核心にせまるようなメッセージありでとても感動しました。
名画だと思います。

前作はメキシコまで行くかなり世界観の広い壮大な作品でしたが、
今作は春日部という小さな街で巻き起こる小さな範囲の事件という設定も良かったです。
いつもの現実の世界で深刻に対策を考えて夜の夢の世界でそれぞれ対応するような設定です。
こういう設定は好きです。

流石ハズレ無しのクレヨンしんちゃん映画だけあって安定のエンターテイメントでした。


そんなわけで8点です。

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