メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

東京公園

2011年06月19日 | 映画
東京公園 を観た。


大好きな青山真治監督作品だったので雨の中必死に遠くの映画館まで行きました。

三浦春馬主演でそれを取り巻く女性たちを榮倉奈々、小西真奈美、井川遥が演じてます。

三浦春馬君にピンと来たことは無いですがいい配役と思いました。

何とも言えない淡々とした洒落た映画でした。

結果、草食系な写真家を目指す普通の男の子が三浦春馬君にぴったりだったと思います。

がさつな男勝りな根明な女の子を演じた榮倉奈々さんですが、こんな女性めっさ好みですね。
演技もかなり素晴らしかったしとっても良かったです。

小西真奈美に特別な感情を抱いた事は無いですがこの映画ではとても綺麗に思いました。

井川遥は被写体になるだけの台詞の無い役でしたが、普通に綺麗でした。

オカマのマスター役の宇梶剛士がなかなかいい味出してました。

お話は一応起承転結がありますが、演出は空気感を重視するかのように淡々としてます。
カット割りも独特でそこにちょっとコメディ要素を感じれます。

メールの文字が字幕になったり、うずまきを描く指に光の帯がでたり、意味不明なゾンビ映画が差し込まれたり。
青山真治監督にこんなユーモラスあったっけ?って思わされました。

淡々としたストーリーの中で最終的にみんな前向きになっていく、素敵なお話でした。

ナチュラルな間、台詞が非常に多いので、こういう映画に慣れていない人にはいい睡眠導入剤となってしまうかもしれません。

でもその空気感が僕にはごちそうなんです。


そんなわけで7点。


きっと噛めば噛むほど味が出るような映画です。

素敵な余韻が残りました。

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