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ランペイジ 巨獣大乱闘

2018年05月27日 | 映画
ランペイジ 巨獣大乱闘
を観ました。


こいつら、いったいどこまでデカくなるのか!?
地上最強の巨獣たちが、すべてを破壊しながら北米大陸を横断!!
それは人類の誰も気づかぬうちに始まった。
最新を誇る遺伝子実験の失敗によって、なんと普通の動物たちが突如進化し始める!
ゴリラ、オオカミ、ワニなどが猛烈に巨大化し、凶暴化してしまう。
ヤツらの成長はとどまることを知らず、もはやクソデカい巨獣と化し、陸・海・空おかまいなしに街で破壊の限りを尽くす大乱闘をおっぱじめる!
シカゴを舞台に、巨獣たちの暴れる理由は一体なんなのか?
生物ピラミッドが一夜にしてひっくり返った人間たちに、巨獣たちの大乱闘を止めることができるのか?
ハイブリッドな成長をうながす巨獣の遺伝子は、発狂しそうなほど滋養満点。
サメの成長が止まらない遺伝子だけでなく、シロナガスクジラの成長率、カブトムシの強靭さ、チーターのスピード、トゲマウスの細胞修復能力など、ありとあらゆる異なる遺伝子を混ぜ合わせた予測不能の特殊生物たちだ。
ワニの黒いウロコはチタンより硬く、足の指は車の大きさを超え、尻尾の先がスパイクボールのように変異し、ドラゴンと恐竜が合体したような姿に。
ヤツらは時にタッグを組み、戦闘機や戦車に真っ向から向かってくるから、こりゃたまらん!!
もちろん巨獣同士のバトルも満載!!
最弱となった人類側の代表は、あの「ロック様」ことドウェイン・ジョンソン(元WWE世界王者8度制覇の最強プロレスラー)演じる霊長類学者デイビス。この勝てる気がしない戦いにどう挑むのか?


ブラッド・ペイトン監督作品です。

獣たちが巨大化して街を襲うという、いかにも午後のロードショー的なB級臭がしますが。
それのちょっと金かけた感じのやつは意外と好きなB級映画です。

そんな期待で見に行きましたが、期待したよりは少し面白かったです。
いつまでもドウェイン・ジョンソンをプロレスラーとして観てしまう自分ですが、
そろそろ役者として見れるようにもなっています、そう観ないといけないですね。

冒頭、プロローグ的な、なにか宇宙の研究所で事故が起きて。
その影響で危険な薬物が地球に落ちてしまうという流れです。
まあ、、、わざわざ宇宙じゃなくても、その描写は結構いらなかったかなとは思いました。

いろいろ巨大化するのかと思いきや3頭だけです。
主人公が世話していた手話でコミュニケーション取れるゴリラ、オオカミ、ワニ。
圧倒的にゴリラが巨獣の主役ですが。
主人公とコミュニケーション取ろうとするが恐れる人類の攻撃にどんどん凶暴化していってしまう展開は悪くなかったです。
途中からはもうただの怪物で、オオカミとコンビで街を襲うのはなかなか痛快でした。

ゴリラはただ大きくなっただけですが、オオカミとワニは何故か結構変形して色んな攻撃をしてきます。
見る人が見たらもうモンスターハンターです。

ハリウッドの超ど迫力映画、一昔前は一つ一つが大作でしたが、今やこれくらいは当たり前ですね。
映像はなかなかのクオリティで結構観ていて気持ちの良いテイストでした。
こうして大迫力映像に麻痺していくのでしょう。

痛快で爽快なので終始楽しく見れました。
ただ軍隊の超強烈な武器、銃器が効かない巨獣たちに何故かドウェイン・ジョンソンが打つ銃やグレネードガンが多少効いたりします。
それはいくらなんでも不自然に思えました。
なんか、ドンキーコングのゼロ的なお話かな?って感じの終盤でした。

ドウェイン・ジョンソンは元特殊部隊で学者でゴリラとコミュニケーション取れるというズルいオプションが2つ3つ付いていました。
なんか独特路線ですが、非常に良い存在感を出すようになったのでだんだん役者として見れるようになってきました。
昔のスタローン、シュワちゃん、ジャン・クロード・ヴァンダム、スティーブン・セガールみたいな路線を現在継承している、
数少ないハリウッドスターの一人かも知れませんね。
良いはまり役だったと思います。

そのバディ的なポジションをナオミ・ハリスがやっていましたが、
普段は重めのヒューマンドラマをやっている印象が強いので、こういう映画に出るのがちょっと意外に思いました。
この手の映画に出ているのは贅沢に思いました。

ジェフリー・ディーン・モーガンはいろんな作品で名バイプレーヤーとして活躍している印象です。
今作では浅いですが、悪い人のようでいい人で良い存在感でした。

ツッコミどころも多いですが、クライマックスの一連もなかなか予定調和ですが、
劇場で観る分には妥当に楽しめる娯楽映画だったと思います。


そんなわけで6点。

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