ピーターラビット
を観ました。
ピーターは世界で一番幸せなウサギ。たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという心優しい大親友もいる。
亡き両親のことを想うと寂しいけれど、ビアの存在がすべてを吹き飛ばしてくれる。
ところがある日、大都会ロンドンから潔癖症で動物嫌いのマグレガーが隣に引っ越してきたことで、ピーターの生活は一変!今までの幸せを守りたいピーターと、あの手この手で動物たちを追い払おうとするマグレガーとの争いはエスカレート。
さらにビアへの“恋心”も絡まって思わぬ大事件に発展!ピーターはあるミッションを秘めて、初めてのロンドンへ向かうのだが——。
ウィル・グラック監督作品です。
何作か観てきてますが、ほのぼの優しい作品のイメージしか無いですね。
絵本等で有名なタイトルですがイラスト以外は全く知らない映画です。
非常に綺麗で可愛らしい田舎で2軒しか無い土地の非常に狭い世界で主に物語が進みます。
お隣の意地悪爺さんに対抗心を燃やして意地悪をやり返すピーターラビット率いるうさぎ集団。
作風はなかなかコメディタッチですが、子供向けなのか?大人向けなのか?
ちょっと中途半端でどっちにもスベっていてたまに笑えるくらいの内容でした。
あえて言えば序盤は子供向けで終盤ほど大人向けって感じでしょうか。
うさぎが賢すぎて電流で人間を攻撃するシーンはちょっとおもしろかったです。
CGのうさぎの描写は非常に秀逸で、リアルで不自然さも無く。
パディントン急に実にナチュラルに世界観に馴染んでいました。
ハリウッドのこの辺の技術って本当に優れていると思います。
逆に日本のCGの不自然さはいつ解消されるのか?とふと思ってしまいました。
ストーリーは基本同じようなことを繰り返しているだけです。
周りに止められても隣の畑に盗みに入るピーターラビット、それで痛い目に遭ったり、後悔する結果になったり。
お隣の爺さんが死んでその甥っ子が来てピーターラビットを世話している女性と恋仲になり。
妙な三角関係というかうさぎとその男が女性を奪い合う感じにもなって。
最初はその男が悪役のように見えるのですがそれが徐々に逆転していくのはいい感じでした。
自分も観ながら普通に暮らしているだけの男にいたずらを仕掛けるピーターラビットに、
「男のキャラが嫌味っぽいけど、これってピーターラビットが悪役じゃないのか?」
と思っていたので。
ちょっとネタバレですが。
作品中に何度も
「この手の物語は・・・」
という自虐な語りと演出が入ります。
クライマックスに至っては
「この手の物語はなんだかんだうまく行くと決まっているのでダイジェストでどうぞ」
みたいな語りの元、本当にダイジェストで見せたシーンは非常に素晴らしいセンスだと思いました。
そこで評価はグッと上がりました。
ピーターラビットたちを世話する女性はローズ・バーンが演じていました。
アニーから同監督の作品に出ていて、似たような印象ですが。
適度な美人でいい人の役がなかなかハマりますね。
ドーナル・グリーソンはちょいちょいいい映画で見かけますね。
悪役の印象が強いですが今作も嫌味なピーターラビットのライバルな役でした。
コミカルでいい味出してました。
意地悪爺さんをサム・ニールが演じていましたが観ている最中は気づきませんでした。
全体的にコンパクトで観心地が良くて老若男女が楽しめるので好みではありました。
そんなわけで6点。
を観ました。
ピーターは世界で一番幸せなウサギ。たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという心優しい大親友もいる。
亡き両親のことを想うと寂しいけれど、ビアの存在がすべてを吹き飛ばしてくれる。
ところがある日、大都会ロンドンから潔癖症で動物嫌いのマグレガーが隣に引っ越してきたことで、ピーターの生活は一変!今までの幸せを守りたいピーターと、あの手この手で動物たちを追い払おうとするマグレガーとの争いはエスカレート。
さらにビアへの“恋心”も絡まって思わぬ大事件に発展!ピーターはあるミッションを秘めて、初めてのロンドンへ向かうのだが——。
ウィル・グラック監督作品です。
何作か観てきてますが、ほのぼの優しい作品のイメージしか無いですね。
絵本等で有名なタイトルですがイラスト以外は全く知らない映画です。
非常に綺麗で可愛らしい田舎で2軒しか無い土地の非常に狭い世界で主に物語が進みます。
お隣の意地悪爺さんに対抗心を燃やして意地悪をやり返すピーターラビット率いるうさぎ集団。
作風はなかなかコメディタッチですが、子供向けなのか?大人向けなのか?
ちょっと中途半端でどっちにもスベっていてたまに笑えるくらいの内容でした。
あえて言えば序盤は子供向けで終盤ほど大人向けって感じでしょうか。
うさぎが賢すぎて電流で人間を攻撃するシーンはちょっとおもしろかったです。
CGのうさぎの描写は非常に秀逸で、リアルで不自然さも無く。
パディントン急に実にナチュラルに世界観に馴染んでいました。
ハリウッドのこの辺の技術って本当に優れていると思います。
逆に日本のCGの不自然さはいつ解消されるのか?とふと思ってしまいました。
ストーリーは基本同じようなことを繰り返しているだけです。
周りに止められても隣の畑に盗みに入るピーターラビット、それで痛い目に遭ったり、後悔する結果になったり。
お隣の爺さんが死んでその甥っ子が来てピーターラビットを世話している女性と恋仲になり。
妙な三角関係というかうさぎとその男が女性を奪い合う感じにもなって。
最初はその男が悪役のように見えるのですがそれが徐々に逆転していくのはいい感じでした。
自分も観ながら普通に暮らしているだけの男にいたずらを仕掛けるピーターラビットに、
「男のキャラが嫌味っぽいけど、これってピーターラビットが悪役じゃないのか?」
と思っていたので。
ちょっとネタバレですが。
作品中に何度も
「この手の物語は・・・」
という自虐な語りと演出が入ります。
クライマックスに至っては
「この手の物語はなんだかんだうまく行くと決まっているのでダイジェストでどうぞ」
みたいな語りの元、本当にダイジェストで見せたシーンは非常に素晴らしいセンスだと思いました。
そこで評価はグッと上がりました。
ピーターラビットたちを世話する女性はローズ・バーンが演じていました。
アニーから同監督の作品に出ていて、似たような印象ですが。
適度な美人でいい人の役がなかなかハマりますね。
ドーナル・グリーソンはちょいちょいいい映画で見かけますね。
悪役の印象が強いですが今作も嫌味なピーターラビットのライバルな役でした。
コミカルでいい味出してました。
意地悪爺さんをサム・ニールが演じていましたが観ている最中は気づきませんでした。
全体的にコンパクトで観心地が良くて老若男女が楽しめるので好みではありました。
そんなわけで6点。